蝉大合唱とおせっかい
今日は又、朝から蝉の一斉大合唱。
降り注ぐように鳴いています。昨日までと数が違います。ツクツクボウシはまだまだ先でしょう。
O書店さんのブログでは、最近、自作俳句(多分)を時々載せておられて、これが意外と言うかなかなかの出来栄えです。多趣味人間の典型みたいな方ですから、その才能の一端でしょう。
今日は
「鳴けや鳴け 儚き命 蝉の声」
という句です。良いですね。鳴きなさい、蝉も人も五十歩百歩、お互いに短い命なんだから、と言う諦念の趣もあり、隅に置けません。
ただ、私には、自分に出来ないことをする人に因縁をつけるという、度し難い悪癖があります。私なら、この句、こうしたいと改作をしてしまうのです。夏井いつきさんの真似をしてみます。
上五の「鳴けや鳴け」が少しくどくてうるさいので「鳴くほどに」とおだやかに据えてみる。中七は変えようがないのでそのまま。下五「蝉の声」は曲が無さすぎるから「蝉時雨」としてみました。
「鳴くほどに 儚き命 蝉時雨」
どうでしょうか。
えっ?かえって悪くなった?❢
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2016年7月17日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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