捨てがたいPR誌

前回、PR誌の事を書きましたが、その続き。

「浪花のれん」という雑誌は、東京の「銀座百点」の大阪版のような感じです。

昭和37年6月号は、花田清輝や小野十三郎、友竹正則氏達が執筆しています。その中に津田喜代獅と言う名前を見つけました。

大阪の有名な古本屋さんだった、津田書店のご主人です。

「釜ヶ崎の古本屋」というエッセーを載せておられます。手書きの地図を添えて、当時の西成界隈の古本屋、自店も含めて13店を紹介しておられて興味深い。今となっては貴重な資料ではないでしょうか。

文中、この地区で40数年無事故で商売を続けてこられた秘訣は、素性の怪しい本は、惜しいと思っても買い取らないことだったと回想しておられます。

そして最後に「歴史資料、明治大正文学書専門とうたっていたのでは、特に品物の出回りの少ない現在、飯は食えない。(中略)通俗的大衆物本位におちてゆくことは仕方のないことだと諦めている」と結ばれています。

この状況は以来ずっと続いているのでは‥。



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