面倒な人たち

昨日書いたピエール・ルイス作鈴木信太郎訳「ビリチスの歌」新潮文庫版第2刷りの話の続きですが、くだんの第2刷には誤植とまでは行かないのですが、不都合がもう一箇所ありました。

作者名が、「ピエール・ルイス」となっていましたが、正しくは「ピエエル・ルイス」なのです。少なくとも、訳者の鈴木信太郎博士はそう書いていたはずです。第3刷ではその様に訂正して印刷されていますから。

鈴木博士はフランス語フランス文学の碩学でしたが、日本語表記についても厳密で、正字旧仮名論者でした。つまり「学問」は「學問」、「戦争」は「戰爭」、「あったように思われる」は「あつたやふに思はれる」と書く方式です。

外国人名表記にもこだわりがあり、「ベルレーヌ」は「ヴェルレエヌ」、「ランボー」は「ランボオ」、「ボードレール」に至っては「ボオドレエル」と書かないと、線路では無い❢と叱られそうです。

したがって、「ピエール」は「ピエエル」でなくてはならないわけです。

偉い学者ほど面倒な人たちが多いようです。


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