定量とは

仕入れた本の中に「神曲 地獄篇」の文庫本がありました。



トレビ文庫という、あまり見かけない文庫本です。私も初めて見ました。ダンテの「神曲」ですから当然翻訳ですが、それが口語定型定量訳 西沢邦輔と銘打っています。口語定型訳は他でも時々目にしますが、定量は初めてです。耳慣れません。原文に合わせて、行数や言葉の数も一定にしているのでしょうか。わざわざ断っているのは新機軸だったのでしょうね。



ただ現在、西沢さんご苦心の翻訳が広く読まれている様子がないのは事実でしょう。読んでみても、七五調でありつつ口語ですので難解な感じはしませんが、なんとなく標語(飛び出すな 車は急に 止まれない等)みたいで違和感があります。定量にこだわりすぎたような気がします。



わかりやすく受け入れられやすい翻訳をするのは難しいですね。「神曲」の翻訳は私はやっぱり寿岳文章さんのが一番好きです。



慶応大学の藤谷道夫先生が、大変綿密でそれでいて読みやすい翻訳を進めておられるようですので、その完成が待たれます。



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おすすめ詩文集

奈良の古本屋さん「キトラ文庫」の安田有さんが詩文集「昭和ガキ伝」を出されました。私家版を除くと3冊目の詩集とのこと。28年ぶりと後書きに書かれています。



早速読ませていただきました。著者のお人柄そのまま、気取らず、いきどおらず、焦らず。しかし世の中の変わり具合に少し不安げな視線を注ぎながら、静かに、少しユーモラスに詩の言葉をつむいで来られたのだなあ、と思いました。



「消しゴムの使い方」「人魚と古本屋」など、お仕事にちなんだ詩作品も収録されています。



発行 出版舎 風狂童子  価格 2000円。本当に素晴らしい本です。



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読みたい源氏

気がつくと、手近に源氏物語が転がっています。源氏物語といえば名前だけは誰も知っているが、読んだ人はあまりいない作品として有名です。とりわけ、原文での通読は至難です。むしろ、英訳で読んだほうがよく分かるという説もあるくらい。



そこまでゆかなくても、明治以来、現代日本語に訳すること、何人もおられます。与謝野晶子、谷崎潤一郎、円地文子、瀬戸内寂聴、大塚ひかり、林望 、そして最近亡くなった橋本治等々、窯変訳やら謹約やら。謹訳なんて、和菓子みたいでおかしい。



私としては山岸凉子さんがじっくりと読み込んで長編漫画化していただければと、心から願っています。すでに他の漫画家さんによって漫画化されていますが、山岸凉子さんの絵は格別です。今、ジャンヌ・ダルクを主人公とした「レベレーション」を連載されていますが、その次は是非とも源氏を。



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スキラは好きら?

本好きの人はご存知でしょうが、判型の一つにスキラ版というのがあります。普通の正方形の 折り紙を一回り大きくした程の、 小型の判型です。



なぜ「スキラ」なのかと言うと、そもそもは美術出版社の社長の名前なのですが、それを継承したスイスのウェーバー社が出した美術全集を「スキラ」と名付けたのだそうです。これが世界中で評判になり、河出書房なども昭和40年頃に、このサイズで世界美術全集を出し、大いにスキラ版をうたい文句にしていました。ただし、本家とは似ても似つかぬ色の悪さで、がっかりした記憶があります。



それほど、スキラの印刷は良かったのです。図版は小さいですが、カラー印刷粒子は細かく迫真的です。それを全て別刷りにして本文に貼り込んでいて、手間がかかっています。



きれいな印刷の美術本はたいてい大型なので、眺めるだけで手がだるくなります。その点、このスキラのシリーズは寝っ転がっても読めるのが素晴らしい。ただ一つの欠点は本文がフランス語だということ。あちゃー!



30冊ほど入りましたので、お好きな方はお尋ね下さい。



豊能郡能勢町の古本の出張買い取りは池崎書店にご用命ください。大阪府古書籍商業協同組合加盟店の古本高価買取の池崎書店にお電話、メール、FAXなどでご連絡ください。お客様の準備は一切いりません。今、そのままの状態で、本棚や箱に入ったまま、床に置いたままで結構です。何も捨てないで下さい。えてしてお捨てになったモノにお値打ち品があります。ご連絡を心からお待ちしております。

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荷風日記

永井荷風は長い間日記を書き続け、彼の重要な作品になってますが、流石に晩年は丹念に書く気力が衰えたのか、極めて事務的な書き方になってしまいます。

どこへ行ったか、誰が来たか、そして天気。

彼は独身でしたから、外食が多く、晩年は同じ店にばかり通っています。有楽町のフジアイス、浅草のアリゾナ。そして最晩年は有楽町にも行かなくなり、浅草の大黒屋とアリゾナばかりになります。

彼は死の直前まで比較的に元気でした。

昭和34年3月1日に浅草で食事中に具合が悪くなり、車で帰宅してからほとんど外出しなくなり、2ヶ月後の4月30日に亡くなっているのが発見されます。4月29日「祭日。陰。」と最後の日記に書かれていますから、死は突然だったわけです。

家族がいなかったから話し相手が日記だったのでしょう。今ならブログを書いていたかも。



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