衣替えはイヤ
今日は、所属の市会「二十日会」の市日。
先月と打って変わって、多くのご出品をいただきました。久々に一階も使用。
動き回っていると大変暑く、半袖を着て正解でした。
もう、10月下旬ですが、まだ半袖派が2、3人棲息中。
そうかと思えば、K書店さんはユニクロで買ったというダウン・ジャケットを着てこられていました。さすがに少し暑そう。でも、これが爽やかなブルーで、一目で私も欲しくなりました。動くマネキン。
手触りも上々でした。
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2013年10月21日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:市会
雨と買取
あいにくの雨でしたが、岸和田市へ買取に伺いました。沢山の文学書、思想書をお譲りいただきありがとうございました。
幸い、車に運び込むときに雨が途切れて助かりました。
続いて、紹介をいただいて、高石市に買取に。止んでいた雨がまた降り出し、どうなるかと思っていましたが、お宅に付く頃に小止みになり、これまたグッド・タイミング。
大量の綺麗なマンガや一般書、スピリチュアル関係書、文庫本、スポーツ関係書等をお譲りいただきました。大切に扱わせていただきます。
また、車への積み込みを手伝っていただいたというか、殆んど運んでいただき恐縮しました。ありがとうございます。
ダブルヘッダーな一日でした。
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2013年10月20日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:買取
良い方へ
今年12月に開かれる「2013全大阪古書ブックフェア」の説明会が組合でありました。
かなり多くの古書店が出店予定とのこと、お客様にもご期待いただけると思います。
その他にも、いろんな場所での新しい即売会の予定もあるようですので、ご案内できる時期になれば、このブログでもお知らせしたいと思います。
聞くところによると、明日、大阪古書組合で開催される「新古本大学講座」の申込者数が、軽く100人を超えているとの事。大企業の会社説明会並みではありませんか。
色んな試みを通じて古本屋の認知度が上がり、皆さんが気軽に町の古本屋や即売会で本を買い、又、売るという良いサイクル(良いリサイクル)がはじまって欲しいです。
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2013年10月19日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:即売会
役者さんの雑誌にみる記憶力の話
役者さんには筆の立つ人が多いです。
森繁久彌さんや中村伸郎さん、芥川比呂志さんや池部良さんの名前がすぐに浮かびます。
書くのが好きなだけでなく、雑誌の編集までやってしまった人がいます。
文学座の手堅い脇役俳優だった宮口精二さんです。
この人が一人で創った季刊雑誌「俳優館」は、肩の凝らない随筆や対談、回想などが貴重な雑誌です。演劇好きの人にはこたえられない内容の雑誌ですが、あまり知られてないのが残念です。
拾い読みしていると時間が知らない間に経っています。たとえば竹柴蟹助さんという、歌舞伎の狂言作者の回想「黒衣から見た名優たち」では役者の記憶力の話が書かれています。歌舞伎役者の背後からセリフを付ける(プロンプターとしてセリフを小声で教えてやる)話です。大体、初日から三日程で覚える人が多いとの事です。
六代目尾上菊五郎や五代目中村歌右衛門など名優たちは覚えが早かったそうです。中でも、初代市川猿翁は抜群だったとか。
この人、今の市川猿翁さん、つまり宙乗りやスーパー歌舞伎で一世を風靡した三代目市川猿之助さんのお父さんです。ということは、そうです、半沢直樹から倍返しを食らった香川照之さんのお祖父さんになるのです。
逆に覚えが悪かったのが七代目松本幸四郎。松たか子さんのひい祖父さんです。
新作などではセリフが全く入らなかったと書かれています。全部後ろで付けたのですね。日蓮上人の役の時、「南無妙法蓮華経」というセリフがあり、これは知っているだろうと「南無」とだけ教えてやると「南無」だけ言って黙っている。仕方ないので「妙」というと「妙」だけ言う。結局全部付けたと、呆れたように書いていました。
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2013年10月18日 | コメント/トラックバック(0) |
繁盛亭の午後
本に付いた砂埃を掃除しないといけないのですが、O書店さんのお誘いで繁盛亭での落語の午後を楽しませていただきました。
桂吉坊さん、大阪古書組合での落語会以来です。相変わらず甲高い詰まったような声で「始末の極意」をテンポ良く元気に演じました。
桂枝女太さんは、師匠であった先代桂文枝さん譲り(というかソックリ)のハンナリしたご寮はんの「悋気の駒」を。
中入り後は、我々の世代では懐かしい「レッツゴー三匹」の正児さんがお得意の咽喉を、アカペラで歌いまくって聴かせてくれました。「俵星玄蕃」が絶品。
桂米輔さんが端正な「道具屋」を演じましたが、芸歴、蘊蓄の深さの割には、あっさり淡々と演じたので元気が無いのかとも見えました。こういうタイプの噺家さんは、きっと楽屋名人に違いないと思います。
桂文鹿さんが今回の発見。実に面白い。大学時代の近鉄での車内整理バイトの経験を、大車輪で再現して爆笑でした。それで時間一杯でしたので次回は噺を聴きたいものです。
トリは露の都さん。男でも難しい長屋噺の大家さん役も大した違和感なく聴かせてくれました。声に力があり愛嬌がこぼれるようで、さすがでした。
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2013年10月17日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:落語