所持してはいけません
先日、西条卓夫さんの事を書きました。その際、「芸術新潮」を参考にパラパラ見ていると、広告のページにドクロ、つまり頭蓋骨の写真を載せている造形研究所がありました。画廊や額縁屋等の広告が多い中で目立っています。
どうやらドクロそのものの宣伝らしい。
但し書きに「♂ 日本人 62才 複製精度100分の95 慶大医解剖」とあり、別の但し書きには「実物の所有は刑法190、191条死体解剖保存法18条他に依り出来ません」と書いてありました。
本物のドクロを持つことは出来ないことを初めて知りました。と言うより、ほとんどの人は罪になるもならないも意識しないでしょうね。
どこかのお宅へ行って、「これ、先祖の誰かの頭蓋骨」と見せられても、「へー、残ってるんや」位にしか思わない気がします。
道端でドクロを拾っても、持って帰らないように。
タグ
2014年3月26日 | コメント/トラックバック(0) |
入荷しました
昨日の市会では、途中、関西古書研究会買取の荷物搬入の手伝いがあり集中できませんでしたが、珍しい本を落札できました。
西条卓夫著「名曲この一枚」ポケット文春版。
音楽本好きの人の間では、幻の本で通っています。
西条卓夫さんは「芸術新潮」にレコード評を長らく連載しましたが本の形になったのは、戦前、久禮傳三の名前で出した「レコード音楽夜話」と翻訳のティボー著「ヴァイオリンは語る」、そしてこの「名曲この一枚」の3冊だけ。
この新書版の本は、西条卓夫偏愛の名演名盤を独特の文体で紹介したもので、ランドフスカ、フルトヴェングラー、ティボー、リパッティなどの名人芸を褒めたたえています。
古書価格が高い状態が長らく続いています。
なぜ復刊されないのか不思議です。売れるのにね。
タグ
2014年3月25日 | コメント/トラックバック(0) |
太陽を待つ
昨日はオーク200古本祭りレジ当番の2日目。
お客様の数は連休最終日ということで少なめでした。が、買い物カゴ一杯にされるお客様も沢山おられ、心強く思いました。
会場のオーク200広場は高層ビルの間に挟まれていますので、太陽が角度によっては姿を見せて温度を上げてくれます。
それをひたすら待つほど、昨日も寒い瞬間がありました。
春を呼ぶ大相撲大阪場所も終わり、地元力士豪栄道の活躍が目立ち、大阪もこれからますます暖かくなることでしょう。
タグ
2014年3月24日 | コメント/トラックバック(0) |
懐かしい匂い
先日の和歌山での買取の続きで、岩出市へ。
2階からの荷物下ろしや、車への積み込みを手伝って頂き、有難うございました。
重い雑誌が多かったのでとても助かりました。
普段お使いになっていないという、古い母屋にも入らせて頂き、広い座敷など拝見させて頂きました。
昔の田舎家の匂いが懐かしかったです。
大阪近辺、近畿地方、関西地方、特に泉州地方は私どもが地元です。今、古本、古書の売却を一寸お考えでしたら、ぜひともに大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にご相談下さい。只今あらゆる明治の本、大正の本、昭和の本、平成の本、絶版文庫、新しい文庫、古い文庫、新しい雑誌、一般書、専門書、単行本、個人全集、全集等をどこよりも積極的に誠実に求めています。(ただしですね、まことに残念なことですが、一部の日本文学全集、世界文学全集、百科事典、講座などに、買い取りできない本や雑誌がございます。お電話などでお気軽にご確認ください。線引きの激しい本なども、買い取り価格に影響します。) 古書・古本出張買取を強化しております。また、地方の方からの宅配買取もOKです。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にて承っております。
タグ
2014年3月23日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:古本
少し寒かったですが‥
オーク200古本祭りの初日レジ当番が昨日ありました。
開場の午前10時前、熱心な古本ファンのお客様には寒い中を、大勢お待ちいただき有難うございました。
閉場の午後7時まで、お客様は途切れませんでした。
古本の力、まだまだ健在です。
夕方から、風が一層冷たくなり、あわてて100円の首巻を買いに走りました。
明日から12時開場ですので、心持ごゆっくりお越しください。追加の商品を揃えてお待ちいたします。
タグ
2014年3月22日 | コメント/トラックバック(0) |