ルナールさん その1

日記が好きです。読むのも書くのも。まあ、書くほうは好きと言うよりも、苦にならないと言うべきか。

だからこんなブログも続いているのですが。

世界中の人が大昔から日記を書き続けています。分類すると、記録としての日記も多いですが、文学作品として読み継がれている日記も沢山あります。読んで面白いのは後者でしょう。

フランス近代では、ジイドの日記とルナールの日記が双璧でしょう。

両方とも、形を変えて何度も翻訳出版されています。

ジイドのほうは少し理屈っぽくて読むのに苦労する時もありますが、ルナールは読みやすいです。

ルナールというと「博物誌」が有名ですね。


驢馬    大人になった兎

蛇     長すぎる

蝶     二つ折りの恋文が、花の番地を捜している

蟻     一匹一匹が、3という数字に似ている。それも、いることいること!

      どれくらいかというと、33333333‥‥ ああ、きりがない


こういう調子で、身の回りの小動物たちを描写した文章を一冊にまとめたもので、新潮文庫のロング・セラーになっています。

こんなエスプリの塊みたいな人が残した日記が面白くないはずが無い。

この項続く




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