大大阪時代

作家にせよ、政治家にせよ、その人が残した日記を読むのが好きな事は何度か書きました。

今日も今日とて、戦前の大阪市長だった関一の日記をパラりと読みました。

大阪市長在任中(大正12年~昭和10年)は、登庁時間は大体午前10時、退庁はばらつきがありますが午後5時前後が多いようでした。

当然と思いますが、出張などが無い限り毎日市役所に登庁しています。最近聞くところによると、毎日は出てこない地方自治体の首長が結構いるとの事ですね。

この頃テレビなどで頻繁に顔を見るM(特に名を秘す)知事は毎日登庁していたので、職員たちにはその点では結構評判が良かったとの事です。閑話休題。

関市長は助役時代に大阪電燈の市営化問題に取り組み、それを成し遂げて東京での長期にわたる官庁折衝を終え、帰阪した翌日に関東大震災が起こります。大正12年9月1日(土)の日記には「本日正午より東京との電信電話凡て不通にて不安に堪えず(原文はカタカナ)」とあり、それ以後は救援体制のため、午前8時登庁、午後9時帰宅のような日が1日の休みもなく1か月ほど続いています。

一方、市長在任中も激務の合間に、京都大学や九州大学に特別講座を設けて経済学者として積極的に教えています。

彼は「関さん」「関はん」として大阪市民に敬愛されました。

この市長の下、大阪は大大阪時代を迎えたのです。

「関一日記」は東京大学出版会から出されました。


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