ビリチスの歌

政治家に汚職がつきもののように、本には誤植がつきものです。

このブログでも、誤植の話題は何度か取り上げたと思いますが、大抵は本文の中の話でした。

表紙や扉では、流石に誤植は見当たらないものですが、最近、ホームラン級を見つけました。

新潮文庫のピエール・ルイス作鈴木信太郎訳「ビリチスの歌」がそれで、私が見たそのニ刷では表紙と背の表題が「ビリヂスの歌」になっているのです。表紙と背といえば最も目につく所ですね。表題といえば一番の肝心要です。

ただし、誤植は表紙と背文字だけのことで、帯や扉や奥付けは正確に「ビリチスの歌」になっていますから、思えば不思議な誤植です。

三刷では表題は表紙、背文字とも「ビリチスの歌」と訂正されていました。

私にとっては長年「ビリチスの歌」で親しんできましたので、そんな誤植本があるなど、信じられませんでした。

ビリチスは古代ギリシァの美人のはずですが、ビリヂスでは美人と感じられません。

初版を見てみたいものです。

     


門真市の出張買取に力を入れています。本、ご蔵書の売却、整理などの御用は、大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお電話、メール下さい。泉南地方へは在宅していれば早ければ30分前後で参上いたします。関西一円は道路事情がスムースでしたら1時間~4時間程度でお伺いできます。ご連絡いただいたその日の買取に機敏に即日対応いたします。当店は基本的に、休日なしで毎日無料出張買取、無料見積もりしています。買取実績圧倒的多数。夜間買取しています。夜中受付します。適正に査定、誠実に買い入れ。お気軽にご相談ください。ご遺品の整理や会社の整理、倉庫整理なども承ります。1000冊単位、万冊単位の大量買取、安心してお任せください。専門スタッフが、親切丁寧に無料査定いたします。お客様の立場で、最適かつ最良の方法をご提案いたします。ご自宅、物置、蔵、会社、書庫、倉庫に無料出張いたします。明治の本、大正の本や、昭和の本、平成の本、あらゆる時代の資料、肉筆物、原稿、書簡、骨董なども買取いたします。積極的に本を探しているのです。本が不足しています。お力を貸してください。(でも極一部の日本文学全集、世界文学全集、美術全集、百科事典、講座物のみでは、買い取りできない場合がございます。日焼けや、ヤニ焼けなどの本も少しお安くなります。) 古書・古本出張買取を強化しております。大量買取お任せください。宅配買取も強化中。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にて承っております。お気軽にどぞ。宅配買取もお願いします。


タグ

このページの先頭へ