2日目も好調
オーク200古本祭2日目も当番でした。
連休初日という事で、ご家族づれのお客様に、多数お越しいただきました。
ありがとうございます。
児童書、好調です。
明日、日曜日も、ご来場よろしくお願い申し上げます。
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2013年11月23日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:即売会
準備中の憤慨
早朝からオーク200古本祭の設営でした。
朝方は少し寒かったですが、古本屋さんたちが徐々に集合した熱気で、会場は午後には暖かくさえなりました。
決められたブースで本をセットしていますと、平に並べた文庫の背中に茶色の染みが点々と付いています。やや、さっきまでは無かったのに、と怪訝な気持ちで手に取ると、鳥の有り難くない落し物がベッタリ。
天井を見上げると、丁度、鳥が巣を作るのに適したライトがぶら下がっています。
直撃弾をさらに食らいたくないので、慌ててブルーシートをかぶせましたが、明日はどうしようかと悩みます。
今晩中に気が変わって、宿替えしてくれる事を祈るばかりです。
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2013年11月21日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:即売会
お千代さん
島倉千代子さんが亡くなりました。
あの、細いが強く、かつしなやかな歌声は個性的で、ヒット曲の多くは抒情歌謡曲とでも名付けられると思います。奇麗に伸びた高音に細かいビブラートがかかるお千代節は、確かに一世を風靡したと思います。美空ひばりさんの低音の色気と好対照。
私がラジオを通じて、歌が良いものだと思ったのも、彼女の「東京だョおっ母さん」「逢いたいなアあの人に」「からたち日記」を聞いた事が大きいです。
特に「からたち日記」の、ゆったりとしたワルツに乗ったメロディーは、明るさと哀愁が絶妙にブレンドされ、私の大好きな歌です。
ヒットした当時、6歳くらいでしたが、肋膜炎で寝ていましたので、この曲を聞くとその時の熱っぽいような、だるいような気分を鮮明に思い出します。
終戦後の混乱から脱し、何となく世の中が落ち着きを取り戻しつつあった時代の音楽。ちょっと夢みるような幸福感が彼女の持ち味だったと思います。
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2013年11月9日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:音楽
古都奈良へ買取に
奈良県に出張買取にお伺いしました。
ポピュラー音楽関係と映画関係の本を沢山、買取させていただきました。
長年にわたって、丹念に収集された本達であることがはっきり判ります。
大切に扱わせていただきたいと思います。ありがとうございました。
小学生の息子さんが搬出手伝ってくれました、ありがとうございます!
お宅に向かう途中、法隆寺や中宮寺の横を通って行くと、何か、時間の歩みが遅くなるように感じます。
千年以上前から、同じ場所にあり続ける事ってすごいです。
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2013年11月6日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:買取
商人二題
新入荷本をちょっとご紹介します。
日本 井上勤譯 英國 西基斯比耶著 「人肉質入裁判」 發兌 東京 今古堂 明治16年
土肥春曙譯述 「ゼ、マーチヤント、オブ、ヴエニス」 発行 服部書店 明治36年
両方ともシェークスピアの「ヴェニスの商人」のリライトです。
正確に言うと、「人肉…」の方は、チャールズ・ラム、メアリー姉弟の「シェークスピア物語」の中の「ヴェニスの商人」部分の翻訳で、「ゼ、マーチヤント…」は、シェークスピアの原作戯曲の法廷場面だけを抜いて翻訳したものです。
前者は本邦シェークスピア翻訳史の極めて初期の本です。その意味で貴重です。
後者は川上音二郎一座の上演台本になったもので、意外と正確に訳されています。
偶然、「ヴェニスの商人」翻訳が2点はいりました。
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2013年10月31日 | コメント/トラックバック(0) |