手形

手形の話です。と言ってもお相撲さんが色紙にバンバン押してゆくあの手形ではなく、商売上の支払い、決済手段としての手形です。私は昔、信用金庫に勤めていた時、当座預金係をしたことがあるので、手形や小切手は毎日触っていました。



手形も小切手もその日の決済分がお昼頃に手形交換所を通じて各支店に戻ってきます。つまりそのお店に当座預金口座を持っているお客さんが支払った手形、小切手がそのお客さんの口座から引き落としのために交換所から返ってくるのです。逆に、お客さんが自分の口座に入金した手形や小切手が相手方の金融機関に回って行っているわけです。



その仲立ちをするのが手形交換所です。最近、その交換所が電子化されていたのを知ってびっくりしました。つまり手形や小切手の映像情報をやり取りするだけになっていたのです。詳しい仕組みは知りませんが、当座係の仕事は減ったでしょうね。



何しろ昔は現物の手形や小切手が、月末など多いときには一日に何百枚と返ってきますから、忙しい。口座番号順に素早く並べて番号順に並べている元帳を引っ張り出して、それについている印鑑票と印鑑照合し、形式が整っているか確認して手打ちの会計機に元帳を挟んで手形小切手の金額を打ち込んで、1枚づつ口座の残高から落としてゆくのです。



たっぷりと口座に残高があれば良いのですが、当座預金は無利息ですから、そんな悠長なことをしているお客さんはいません。当座預金係から「今日は幾ら幾ら回ってまっせー」という電話をかけると、「そんなら普通預金から回しといて」とか「貸付係に言うたあるから」とか「すぐに行きまっさ」とか「ちょっと待って」とか勝手なことを言い並べます。そんなのにまともに付き合ってられませんから、ともかく連絡だけはして、あとはひたすら引き落としに専念するのです。何しろ午後3時までにすべての引き落としを完了しなければなりません。午後3時までに入金されなければ不渡りとして手続きを進めないといけないのです。



電子化によって当座係のこんな悲喜劇は見られなくなっているかもしれませんね。少し寂しいかも。



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2024年2月27日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:古本 大阪 買取 雑感

菌撲滅

昨日で満願でした。お百度を踏んでたわけではありません。10日間続けたことが昨日で完結したのです。



何を大袈裟な、と言われると思います。ある薬を10日間飲み続けただけですから。胃潰瘍の大きな原因の一つであるピロリ菌の駆除薬です。昔は胃潰瘍は精神的な要因が大きいと言われてきましたが、現代医学はピロリ菌を駆除することにより、胃潰瘍の大きな治癒の実績を上げています。



現に私もピロリ菌の存在が検査で確認されたため、懸念を一つ除こうと、今回の服用になりました。ただ、朝5錠、夜5錠の服用は、それだけだったら何ということはないのですが、以前から飲んでいる薬と合わせると、一日に飲む薬でお腹が大きくなるくらいでした。



完全に駆除できたかは、1ヶ月後の検査で判明します。楽しみですね。



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お勧め

去年の秋以来、何度となく飲んだ胃カメラをまた飲みます。胃潰瘍の回復の最終チェツクの為ということです。



一昔前の胃カメラは太くて飲みにくい代物だったらしいですが、私は麻酔の効きが良いのか、横たわって口にアタッチメントみたいなのを取り付ける辺りから意識がぼんやりし始め、挿入のときには眠っているみたいです。



終わってから起こされるのですが、全く覚えていません。先生が練達の技術を持っておられるのだと思いますが、実にありがたいことです。こんなだったら、胃潰瘍になる前から、定期的に受けてればよかったと思うのですが、知らないあいだは怖いですからね。



今は人にもお勧めします。



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少し早い

喉の奥につかえたようになっている作業に取り掛かりました。3月15日までにしないといけない作業です。口に出すのも鬱陶しいですね。まあ、広い世間には、毎年楽しみでルンルンと取り組む方もいらっしゃるとは思うのですが、私の周りでは聞いたことがありません。電卓片手に、ウンウンうなりながらの作業。



毎年、しないといけないと判ってるのですから、整理さえ毎日積み重ねていたら、こんなに焦ることもないのですが、根が呑気な性分からか、懲りてません。



今年は入院したりして、体力に不安がありますから、例年より少し早い目に取り掛かりました。いつもは15日の前日に仕上げるのですから、少しマシかな。



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天人

11月になると私は三島由紀夫のことを思います。25日の命日には、ショッキングな自決のニュースを読んだ時の記憶が蘇るのです。その死の直後から、彼の書いた本は飛ぶように売れ、未発表の作品を収録した本も立て続けに出ました。



四部作「豊饒の海」の最終作、「天人五衰」も出るなり読んだ記憶があります。これは擱筆した日付が昭和45年11月25日と記されており、文字通り絶筆と見られていました。よりドラマチックに、と三島が配慮したことだと思いますが、こんな凝った小説が飛ぶように売れたのですから、まだ文学に力があった時代ですね。



最後に聡子に会いに行った本多が、聡子から全ての記憶の曖昧さを示されて呆然となり、真夏の尼寺の庭に陽がさんさんと照りつけ、音もなく静まり返った中に、小説は終わります。



これは読み返してみたいといつも思っている本です。



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