ブリタニカ
「ブリタニカ」百科事典が、書籍版での出版を終了するという記事が目に付きました。
本の形では、もう出ない。ネット上の存在になるわけです。
私が、会社勤めを始めたころ、業務終了後、会議室などでブリタニカや、平凡社の百科事典の説明会が時々ありました。
一括払いだと何十万円もするのが、ローンで月々わずかで買えます、全巻すぐにお届けしますと、大いに宣伝していました。
セールスマンが元気でした。
あるお婆さんのところにセールに行ったところ、お婆さんは「ブリ、タラ、カニ」を売りに来た魚屋さんと勘違いした、などという、よくできた笑い話が残っています。
何にせよ、百科事典の代名詞的存在で、昔は、何十年かに一度づつ改訂版を出していて、第9版がよいとか、第10版が最高だとか言われて、古本でも高価な時代があったそうです。
新聞記事では、最近では2年に一度づつ改訂していて、2010年度版が最終になります。約115,000円とのことです。
現在、お客様へ買取にお伺いして、困るものの代表が百科事典です。
こんな新聞記事が出ると、また…。
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2012年3月15日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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