退治る

暑くなってくると例の黒い奴が出没しだします。ゴキですね。それも大型の奴が。先日、夜中に飼い犬が天井を見上げて激しく吠え始めました。なんやろか、と見上げてみると、そいつが天井にへばりつきながらのそのそと歩いています。まるで漫画の忍者です。



そーっとハエたたきをとりに行きますと、飼い犬も慣れたもので私の動きをじっと待っています。早く叩き落としてくれと言わんばかりです。気を付けないといけないのは、ゴキには飛ぶという能力がある事です。叩き落としに失敗すると、彼らは自分の隠れやすい方向に飛んで行って見失ってしまいます。



真上の天井というものは意外と高くて、ハエたたきをゴキの体に正確にヒットするのはなかなか難しい。狙い定めて、はっしと叩くとうまく当たって、まっすぐ下に落ちてきました。待っていた飼い犬は瀕死のゴキをいたぶるように甘噛みしたり、手で押したりしています。すぐに飽きてゴキを放すと私が後の処理をして一件落着です。



近頃の若い人はこの黒いのが苦手のようで、逃げるだけで退治しようともしないですね。私の親世代は手でたたいたりしていましたから、それを常に見ていた私は案外平気です。むしろカマキリやバッタ的な虫のほうが嫌です。



また夏の闘いが始まろうとしています。



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