あのダービンさんが

新聞を購読しなくて少し困るのは訃報です。

テレビやラジオ、ネットのニュースなどでは漏れがちの、ちょっとした有名人の訃報は、新聞に軍配が上がります。

そこで月に何度か、ネットの「訃報ドットコム」などでまとめて情報を知るのです。

今日それを覗いて、ディアナ・ダービンが去る4月30日に、92歳で亡くなった事を知りました。

咄嗟に思った事は、まだ生きていたのか、でした。

そりゃそうでしょう。彼女が日本人に広く知られたのは、1937年のアメリカ映画「オーケストラの少女」の主役としてですから、かれこれ75年程前の話です。

ストコフスキーのPR映画などと悪口も言われていますが、いかにもアメリカ映画らしい、一種のサクセス・ストーリーの少女版として喝采を博しました。

ストコフスキーが段々と、少女の父親を中心とした失業楽団に肩入れするところなど、判っていてもつい見てしまいます。最後はダービン嬢とストコフスキーがカーネギー・ホールで共演。大成功のうちに終わるという、安心して見られる音楽映画です。

ディアナ・ダービン、大ヒットは考えればこの1作だけだったんですね。

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