ジャズと和服

昨日、買取させていただいた中に、「浪花のれん」が何冊かありました。

「銀座百点」や「あまカラ」「洋酒天国」等と同様のPR雑誌ですが、なかなか執筆陣が多彩です。

稲垣足穂や田村隆一、小野十三郎、亀山巌、宮本又次、藤本義一、長谷川龍生等々、そして肥田晧三さん。

肥田さんは「大阪新歳時記」を連載されています。

現在は古今の大阪文化史を語るに、肥田氏以上の人を探すのは困難ですが、昭和37年頃の「浪花のれん」の執筆者肩書では「ジャズ評論家」になっています。

意外ですね。天神祭のテレビ中継などに出演されているお姿は、例外なく和服を召されて、ジャズのイメージなど片鱗も見せられないので、なおさらです。

是非ともジャズ評論も一冊にまとめていただきたいものです。


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