囲碁と太郎

先日、囲碁関係の本を買取をしましたが、少し前「ヒカルの碁」が漫画でヒットしたように、将棋に比べて地味ですが、愛好家は増えているようです。

諸星大二郎さんの漫画に「碁女伝」と言う作品があります。お得意の中国の歴史物ですが、ヒロインが碁がめっぽう強く、剣の達人、若くて美人です。仇討ちを碁の勝負に絡めて次々と果たしてゆくと言う設定で、一冊で尻切れトンボになったままなのは惜しいです。

諸星さんの作品(特に中国物)は勉強になります。この漫画でも、囲碁のことを古い言い方で「爛柯(らんか)」と言うことを知りました。腐った木という意味です。

一人のきこりが深い山の中で、碁盤を挟んで対局している二人の老人に出会いました。囲碁が好きだったので、かついでいた斧を置いてその勝負に見入ってしまい、ふと気がつくと傍らの斧の握り手の木がボロボロに朽ち果てていました。

驚いて山を下ってふもとの我が家に帰ってくると、何百年も時が経っていたといいます。

浦島太郎の囲碁版です。


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