日本一巡り

先日、古い絵葉書の事を書きましたが、実は新らし目の観光地絵葉書も大き目の段ボール箱に山盛り、引き取ってきたので、今日少しチェックしました。

この世界にも流行り廃りのような事があるようです。

圧倒的に多いのがケースに大きな金文字で名所地名や、神社仏閣などの名前を書いたもの。

日本全国、北海道から沖縄まで、ほとんどの観光地の絵はがきはこのパターンで揃います。時代的には高度成長期か。ともかく目立とうとしている。

その別バージョンは金文字は同じですが、地名に「全集」をつけて、「能登全集」や「白浜全集」、「鳥取砂丘全集」などとしたもの。凄いですね。全集にしちゃった。出版界の「全集」ブームにあやかろうとしたのか。数的には少ないので、ひょっとすると貴重かも。

その金文字全盛時代の後だろうと思いますが、うってかわって、カバーケースは白になります。

横版、白地に黒で地名、真ん中に小さめの写真と、シンプルです。早く言えば札幌銘菓「白い恋人」の函によく似たデザイン。多分影響を受けてるでしょう。これも不思議な事に、北から南まで軒並みこの様式。

製作を請け負っている会社が同一パターンを各地に使っているのでしょうね。

観光絵葉書も集めると色んな事情が見えてきて面白いです。

軽く日本一周した気分になりました。



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