食べた記録

吉野秀雄の全集(筑摩書房刊)を拾い読みしました。

歌人であり、随筆家であり、戦後しばらくは、有名な鎌倉アカデミアの先生でもありそこで山口瞳夫妻の恩師でした。

月報には言葉に鋭い歌人らしいエピソードが沢山掲載されています。

吉野秀雄がテレビに向かって「馬鹿野郎!」と怒鳴ったので、何かと思うと、歌謡曲「人生劇場」の一節「やると思えばどこまでやるさ」を聴いて、「どこまで」などという言い方はない、「どこまでもやるさ」でなければならぬと、凄い剣幕だったとか。

この全集、日記も収録されていますが、別に「日日飲食録」というのも収められています。つまり、毎日何を食べたかを書きとめているのです。

昭和40年12月20日(月) 朝、トースト一枚半・牛乳・ハム(高崎ハム)・アスパラガス・林檎。昼、かけそば(さくら屋)。夕、ライスカレー(手製・うまし)・千枚漬(終り)。

こんな具合です。このとき既に病床に付いていますので、一食、一食、哀惜の念を持って記録したのでしょう。正岡子規と通ずるところがあります。

真似すると、

平成26年10月26日(日) 昼、うどん・煮大根・ひら天。夕、煮込みハンバーグ(手製・極めてうまし)・ブロッコリー・コーン・めし一杯・葡萄。

こんな感じです。毎日三食記録は無理ですね。そんなブログ、あるかもしれませんが。


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