パラオと敦

ここ数日、ニュース番組では「パラオ」という地名が溢れました。

それは良いのですが、日本との関係で言うと、太平洋戦争中に小説家の中島敦が短い期間でしたがそこに滞在していた事が、報道の片隅にさえなかったのは残念です。

彼は当時の日本政府の南洋庁パラオ本庁に勤務したのです。

中島敦がその時期、東京に残してきた子供に沢山送った手紙が素晴らしい。

昭和16年7月?日

(中略)南洋の お役人は、洋服を ちやんと きないでも いいんだよ。シャツに 半ズボンだけで お役所へかよふんだ。すずしくつて、とても いいよ。

昭和16年9月12日

この間ぼくは、とてもめづらしいものをたべたんだぜ。なんだかあててごらん。

海にすむものでね、君のしつてるアンデルセンのお話に出てくるものだよ。

わからなかつたら、お母ちやんにおききなさい。さよなら。

こんな手紙、私も子供に送りたかった!



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