鹿の捕り方

昔、紀元前ヨーロッパのゲルマン地方には大鹿という生き物が生息していたそうです。

この鹿、体が大きすぎて一度横倒しに倒れると起き上がれなかった。ナナハンやハーレーみたいです。

従って寝るときは立ったまま、木に少し体を預けて寝たらしい。

ゲルマン人は足跡をたどって鹿が眠る場所を突き止めると、あたりの木の根元に切り込みを入れたり、幹に深い切れ目を入れました。

大鹿が寝ようとして、それらの木に体を預けると木が折れて、鹿ごと倒れるという寸法です。

カエサルの「ガリア戦記」に書かれていました。

近頃、本を読む時間が増えましたので‥‥。



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