カルメン比べ

時々同じ曲の色んな演奏を、立て続けに聴き比べるということをしてしまいます。今日は歌劇「カルメン」でした。

カラヤン(旧録音)、ライナー、アバド、マゼール(旧録音)、ケーゲル、ビーチャム、バーンスタイン、シッパース、プレートル、クリュイタンス

前奏曲の一部と、第一幕の冒頭という極めて限定的な聴き方です。それでも演奏の特徴ははっきりと出てきます。

オペラは歌手の要素が大きいので、逆にいえば歌手が気に入れば指揮者はどうでもよくなることが多い。したがってカラスが好きであれば文句なくプレートルの演奏になるし、プライスならカラヤン。迷いは無いのですが、私のように指揮者が気になる場合、聴き比べが結構意味をもつのです。

本日の結果は、ケーゲル、カラヤン、バーンスタイン、プレートルの順に良かったです。

ケーゲルは何しろ細部が克明でバランスが良く(オケ、歌手の)雰囲気もよく出てます。ドイツ語による歌唱なので本来は違和感があるはずですが、発音を柔らかめにしてフランス語風にしていて、誠に聴きよい。カラヤンも実にケレンがなく素直で美しい。バーンスタインは驚くべきスローテンポで、妙な説得力があります。細部もよく聞きとれて私は嬉しい。プレートルは、いわば刷り込まれているので否応ありません。17㎝LPのハイライト盤(赤い盤質)で徹底的に聴いてました。

世評高いアバドの演奏が最もつまらなかった。録音も広がりが無く、四畳半で演奏しているみたい。呼吸が浅くこせこせして干からびています。ロンドン交響楽団も機械的に弾いてるだけのようです。

ケーゲルの演奏をお勧めします。


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