中津の人、佐伯祐三

またまた商品に読みふけってしまいました。

均一本にしようとした坂本勝著「佐伯祐三」日動出版。

画家の佐伯祐三が北野中学(今の大阪府立北野高校)出身だとは知っていましたが、生まれた場所がどこか知りたくなり読んでみると、大阪市北区中津のお寺の次男坊でした。小さい頃は淀川沿いで遊んだもの、と北野で級友であった著者が書いています。大阪市北区生まれとしては懐かしい気分になりますね。

ご同業のK生書店さんもあの辺のお生まれだったと思います。

佐伯のお兄さんがお寺を継がれ、セツルメント活動などにも力を尽くされて、終戦の年に北野中学の跡地の済生会病院で亡くなられたそうです。

このお兄さんは大正14年に、当時パリに住んでいた佐伯祐三一家のアパートを訪ねて、4か月ほど一緒に暮らしたとの事。佐伯のアパートは日本から来た荻須高徳たち画家のたまり場になっていたらしく、毎夜、花札をしたり、闘牛ごっこなどで賑やかだったようです。佐伯が大阪人だったからもあるでしょうね。

闘牛ごっこで思い出しましたが、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」もバリの裏町のアパートが舞台で、主人公の詩人や画家たちがふざけて闘牛ごっこをする一場面があります。流行りだったのかなあ。

一旦は日本に帰り、二科賞などを貰いましたが落ち着かず、結局昭和2年にパリに舞い戻り、1日に何枚も油絵を描き続けるような無理をして昭和3年8月にかの地で病没したのです。30歳。

イラチとしかおもえない動き方、制作の仕方、死に方でした。



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