ヨーロッパは面白い

中島義道さんの「ウィーン愛憎」という本を読むと、ヨーロッパで日本人が生きてゆくのは、大変だということがよく判ります。

福田恆存もヨーロッパで、現地の人達といろんな手続き上のことで喧嘩をしたことが彼の本に書かれていますが、1950年代の福田から、1980年代の中島さんまで、年月が経っても実情は変わっていないようです。

彼らの経験は、あくまで、生活の必要上の諸手続きの中での軋轢ですから、客観的に読んでいても状況が分かりやすい。

原則主義と、反面としての例外要求。どちにせよ、ヨーロッパの人たちは徹底的に自分を通しにかかるようですね。

お二人と渡り合ったヨーロッパの人たちはこの二面性を鮮やかに浮き彫りにします。

住まないとわからないことがいろいろと書かれていて、興味深いです。



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