Oさんの俳句

古本屋俳人Oさんの近詠です。



   午後遅く 届く手紙や 春浅し



   人は皆 やさしくあれと 冬の華



   様々な 白を織り交ぜ 雪景色



   初春や 下戸の家にも 酒があり



いずれも日常のちょっとしたスケッチですが、感受性の細やかなアンテナが立ってないとすくい取れない情景ばかりです。強引な句づくりではなく、力みがありません。



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