湯湯婆ありがたし
湯湯婆と書いて「ゆたんぽ」です。
今年は、私も愛用しています。石油ストーブを使っていますと、どうしても湯を沸かさないともったいないような気がします。ストーブの上はヤカン置き場と変じ、始終、蒸気を立てています。寝る前にその湯をプラスチックの湯たんぽに入れて、朝まで安眠という段取り。夜に机の前で作業時も、足の下に踏んでいます。
結構、暖かくて具合がよろしい。
湯たんぽの「たんぽ」が何かと調べたら、「湯婆」だったのです。中国伝来の言葉。女の人の代わりに温めてくれるのでという意味だとか。男が作った言葉ですね。女性上位社会だったら「湯爺」になっていたでしょう。
本来「湯婆」だけで物としての「ゆたんぽ」だったのですが、日本にその言葉の音(おん)が入って来て、「たんぽ」だけではよく判らないので「湯婆」の前にもうひとつ「湯」を付けたのです。
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の「湯婆婆(ゆばーば)」を思い出しました。
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2012年2月12日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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