蓮と孫文
田中隆尚という、ドイツ語の先生で斎藤茂吉門下の歌人で随筆家の文人がおられました。あまり知られていませんが14巻の全集も出ています。茂吉の回想や呉茂一の伝記などは読書家に歓迎されました。また、ギリシアやイタリア、イギリス、韓国などの端正な紀行文もなかなか読ませます。
この人のお父さん、田中隆がなかなかの大人物で、孫文を物心両面から大いに支えました。大正7年に孫文が日本に来た時、4粒の蓮の種を手渡したといいます。蓮の実は同士の契を意味するそうです。この種が、太平洋戦争後、田中隆尚さんのお兄さんから蓮研究で有名な大賀博士に託されて、昭和37年にそのうちのひと粒が開花しました。
この蓮は現在、山口県下関市の長府庭園に分根されて毎年花を咲かせているようです。今が見頃の蓮と孫文と田中家の不思議な繋がり、田中隆尚さんの本をぜひご覧ください。
川西市の古本の出張買取サービスは、池崎書店にぜひお任せ下さい。大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお気軽にご連絡、ご用命ください。買取経験豊富な店主がお客様のご予定に合わせて無料出張、丁寧に無料査定いたします。約1時間でお伺いいたします。何も捨てずに量の多少にかかわらず、御用命ください。お捨てになったものにお宝があるものです。お引越しの整理や生前の整理、御遺品の整理もお任せ下さい。高価買取月間絶賛全身全力強力に推進中。千冊万冊単位の大量でも少量でもホントに大歓迎。誠心誠意買取いたします。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にて24時間承っております。p>
タグ
2020年8月28日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |