毎日食べたい

家人の実家から手作りのばら寿司をいただきました。

東京ではちらし寿司、岡山では祭り寿司等と呼びますが、それぞれは微妙に違うようです。

庄野潤三さんの小説がお好きな方は、「かきまぜ」という食べ物がしばしば登場するのをご存じでしょう。

私の地方のばら寿司はこれに最も近いと思います。関西風のちらし寿司です。庄野さんも大阪のご出身でしたので、その系列のばら寿司を好まれたようです。

寿司飯の中に、味付けをして細かく切った高野豆腐やタケノコ、蒲鉾、シイタケ、レンコン、ゴボウ、ニンジン、エンドウ、小エビ、アナゴなどを混ぜ込んで、錦糸卵や海苔などを振りかけ、生姜をあしらいます。

祭り寿司や関東風ちらし寿司のように、魚介類の切り身などをのせたりはしません。

カヤクご飯のお寿司版という感じ。日常的な姿でありながら、華やかで私は大好きです。

家人も時々作ってくれますが、毎日でも食べたいものの一つです。

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2013年6月6日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:食べ物

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