続小学生日記

小学生日記を続けます。

「2月4日 晴時々曇 (略)午後厚南におもちつきにいった。生まれてはじめてだいがらをふんだ。しかも4うす連続したのでくたびれた。祖母や母から一人前になったとほめられた。」だいがらとは踏んで餅をつく唐臼の事らしいです。このような通過儀礼のような経験と称賛が今は少ないのでは。

「2月19日 晴 3度 (略)今日から月給せいどにすることになった。今月は半ばなので250円もらった。これでぜんぶだすのだ。」つまり月に500円の小遣いと言う事でしょうか。これはかなり恵まれていると思います。

小学館の「昭和二万日の全記録」や年表などで調べると、当時、日雇い労務者の日給が242円、幼稚園保育料私立月額500~700円、新聞代1ヶ月100円前後ですから今の感覚で言うと月額1万円は越すでしょう。小学6年生の小遣いにしては多いのでは。昭和26年にピアノなどが家にあり、習っていたようですので、裕福なご家庭でしょう。

3月6日は修学旅行の様子が日記のページでは足りずに、大きな藁半紙を貼り付けて詳細に書かれています。

行き先は広島。午前4時半におきて駅に急いでいます。そして電車で広島に。被爆後僅かに6年後ですが、もう旅行コースに入っているのです。爆心地などをバスで訪れています。そして電車で宮島、連絡船で厳島神社へ。勿論泊まりは無く日帰りです。それでもとても楽しそう嬉しそうに綴っています。

まだまた面白い記事がありますがこの辺で。



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2015年11月13日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:古本 雑感

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