即売会ご案内
今週7月13日(金)~15日(日)はたにまち月いち古書即売会(大阪古書会館)
来週7月16日(月・祝日)~22日(日)は天神橋三丁目プチ古書即売会拡大バージョン
迫ってきました。特に天神橋プチは、場所もいつもと違い(天神橋筋三丁目の矢野書房さんのお隣)、期間も長く、メンバーも拡大版。評判は上々のようです。
予定表に忘れずにご記入ください。
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2012年7月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:即売会
カルメン比べ
時々同じ曲の色んな演奏を、立て続けに聴き比べるということをしてしまいます。今日は歌劇「カルメン」でした。
カラヤン(旧録音)、ライナー、アバド、マゼール(旧録音)、ケーゲル、ビーチャム、バーンスタイン、シッパース、プレートル、クリュイタンス
前奏曲の一部と、第一幕の冒頭という極めて限定的な聴き方です。それでも演奏の特徴ははっきりと出てきます。
オペラは歌手の要素が大きいので、逆にいえば歌手が気に入れば指揮者はどうでもよくなることが多い。したがってカラスが好きであれば文句なくプレートルの演奏になるし、プライスならカラヤン。迷いは無いのですが、私のように指揮者が気になる場合、聴き比べが結構意味をもつのです。
本日の結果は、ケーゲル、カラヤン、バーンスタイン、プレートルの順に良かったです。
ケーゲルは何しろ細部が克明でバランスが良く(オケ、歌手の)雰囲気もよく出てます。ドイツ語による歌唱なので本来は違和感があるはずですが、発音を柔らかめにしてフランス語風にしていて、誠に聴きよい。カラヤンも実にケレンがなく素直で美しい。バーンスタインは驚くべきスローテンポで、妙な説得力があります。細部もよく聞きとれて私は嬉しい。プレートルは、いわば刷り込まれているので否応ありません。17㎝LPのハイライト盤(赤い盤質)で徹底的に聴いてました。
世評高いアバドの演奏が最もつまらなかった。録音も広がりが無く、四畳半で演奏しているみたい。呼吸が浅くこせこせして干からびています。ロンドン交響楽団も機械的に弾いてるだけのようです。
ケーゲルの演奏をお勧めします。
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2011年11月5日 | コメント/トラックバック(0) |
収穫の秋
庭に一本だけ柿の木があります。
葉を落して、枯れ木のようになった枝に実がなっているのですが、なかなか採る気がおきませんでした。木のまわりにびっしりと蜘蛛の巣が張っていて、それを払いのけるのが大変です。せっかく丁寧に張って、真ん中に大きなお腹を見せて、虫が引っ掛かるのを待っている蜘蛛の生活を滅茶苦茶にしてしまうわけですから。
しかし、柿の実はどんどん赤くなり、どんどん鳥に啄ばまれ、どんどん落下し始めては、そんなことも言ってられませんから、先日、脚立に上っておっかなびっくり、収穫に及んだわけです。ちょっと猿蟹合戦の猿になった気分です。腐ったのや鳥に穴をあけられたのなんか、下に投げつけたくなります。
果物はどんなものでも、腐りかけが一番うまいという持論をもっていますので、収穫は毎年遅れがちになってしまいます。今年は50個そこそこしか採れませんでした。でも、全く何の手入れもしないのに、毎年律儀に実を付けてくれます。庄野潤三さんではないですが、今年も柿の木は、よい実をつけてくれた、ありがとう、とでも言いたくなります。
皆さんの古本の秋の収穫はいかがでしょうか。豊作をお祈りいたします。
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2011年11月3日 | コメント/トラックバック(0) |
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