落語堪能
金曜クラブへ出品のあと、有志に乗ってもらい国立文楽劇場へ。
桂文我独演会。
文我さんの独演会は2度目です。いつも珍しい噺が高座にかかりますが今回はその線では「土橋漫才」、爆笑篇として「口入屋」の二席でした。
「土橋漫才」は桂米朝師匠も噺の前に、笑いの少ない噺で、と前振りするほど明るくない筋です。おまけに別々の人間が同時に全く同じ夢を見るという無理な設定。
文我さんはじっくりと丁寧に演じられましたが、少しじっくりしすぎて噺が重くなってしまった気がします。でも、この難しい噺に取り組む気迫は大したものです。
「口入屋」は打って変わってテンポも良く、師匠であった桂枝雀さんを髣髴する語り口が随所に聞かれ、懐かしくも明るい高座になりました。
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2014年5月27日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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