賑やか

昨日は大阪古書組合での当番の市会でした。朝早く到着した時点では台の上はガラガラで、今日は少ないのかなと思っていると、みるみる出品が運び込まれて、いつもどおりの満杯状態になりました。



特に、海外の思想関係の出品に優品が多く、人気がありました。それと大陸関係の戦前の写真集などにも札がたくさん入っていました。



振りも最後まで大勢のお客さんが声を出しておられて、1日中賑やかな市会になりました。老いも若きも古本業者は元気です。



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古典

昨日は参加している市会の当番市の日でした。若い同人さんが2名加わっていただき、パワーアップして元気な雰囲気の中、さくさくと開札が進みました。新版のカント全集やキケロ選集などが良い値を呼んでいました。



硬い本は売れなくなったと言われつつも、売れるのです。つまり中途半端な硬い本は売れませんが、古典中の古典などの、学問的に新しく筋の通った翻訳、注解の充実した本は評価されるのです。当たり前といえば当たり前過ぎますね。



途中で失礼して新大阪に娘と孫たちを迎えにゆきました。春休みなので帰ってきてくれました。古典も良いですが、ピチピチした生命力も有り難いです。



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くるっと

今日は山の文学者、小説家の深田久彌の誕生日です。小説もたくさんありますが、山の方では「日本百名山」が有名ですね。この本片手に、片っ端から登ってやろうという登山愛好家もお大勢おられることでしょう。最近では「日本百低山」というのも流行っているそうです。



この深田さんの奥さんが北畠八穂という童話作家です。奥さんだったと言ったほうが良かったかな。北畠さんが病弱だったので、深田さんが他の御婦人とよからぬことになって、結局離婚となりました。離婚した途端、北畠さんが「夫の小説の方の作品は殆ど私が書いたもの」と暴露して騒ぎになったそうです。



この北畠さんのエッセー集「透った人人」の中にちょっと意外の話がありました。北畠さんが鎌倉に住んでいた時、川端康成と親しくなったそうです。ある時、小林秀雄がやってきてオリンピック映画(おそらく戦前のベルリン大会)を見てきて素晴らしかった話をしたそうです。見に行けないので病床で気分が沈んでいた時に川端がやってきて、彼女を元気づけようと、「オリンピックをやってあげましょう」と言うなり羽織を脱ぐと、畳一畳の上でくるっとトンボを切ったと書いてあるのです。



あの川端が、とびっくりしました。まあ肥満タイプでないので可能でしょうが、歌舞伎の世界でも若手は練習すると言いますから、普通の人は怖くてとっさにはできないでしょう。



川端康成の隠れた一面でした。



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今年最後

昨日は大阪古書組合で、参加している市会の今年最後の交換会でした。相変わらず大量の出品で1,2階の展示になりました。



長らく続けてこられた業者さんが整理をされる出品が多いのは寂しいことですが、一面、本が再び新たな流通への出発をする場でもありますので、力が入ります。



多くのフリまで最後まで活発な売り買いが続きました。来年もよろしくお願い致します。



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お疲れ様

今日は大阪古書組合での当番の市会でした。最初は少ない目の出品かなと思っていましたが、同人が大量の本、CDを持ち込み、結局1階2階を使う大量出品の市会になりました。



和本などにも良質の出品があり、大いに賑わいました。フリも大量で終了したのは午後6時を回っていました。皆様お疲れさまでした。



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