大切な日
昨日は11月29日。
語呂合わせで「いい服の日」とか「いい肉の日」とか、記念日にされていますが、私共にとりましては「いい福の日」。
娘の誕生日でした。
何年前に生まれたのか秘密ですが、今でもその日のことはよく覚えています。
とても大切な日です。
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荷風日記
永井荷風は長い間日記を書き続け、彼の重要な作品になってますが、流石に晩年は丹念に書く気力が衰えたのか、極めて事務的な書き方になってしまいます。
どこへ行ったか、誰が来たか、そして天気。
彼は独身でしたから、外食が多く、晩年は同じ店にばかり通っています。有楽町のフジアイス、浅草のアリゾナ。そして最晩年は有楽町にも行かなくなり、浅草の大黒屋とアリゾナばかりになります。
彼は死の直前まで比較的に元気でした。
昭和34年3月1日に浅草で食事中に具合が悪くなり、車で帰宅してからほとんど外出しなくなり、2ヶ月後の4月30日に亡くなっているのが発見されます。4月29日「祭日。陰。」と最後の日記に書かれていますから、死は突然だったわけです。
家族がいなかったから話し相手が日記だったのでしょう。今ならブログを書いていたかも。
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カレンダー
京都の古書研究会さんから、来年の古書催事予定が印刷されたカレンダーを送っていただきました。
2019年と書かれていますが、元号は書かれていません。
がぎぐげごの音が入る新元号になる、と以前から予言しているのですが、選考過程、決定過程に一般の人は入っているのでしょうか。
子供や、普通の人の素直な感じ方や意見は大切と思うのですが。
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大阪の市会と井伏鱒二のこと
昨日は大阪古書会館での市会にゆきました。
人文系の良い本がうんと沢山出ていましたので、活気がありました。私も頑張って入札しましたが、不思議と大型本が多く、整理が大変。
ある月報で尾崎一雄が披露している、井伏鱒二のエピソードを読みました。
尾崎の妻が見境もなく風呂桶を買ってしまい、設置する場所が玄関の三和土しかなく、玄関で風呂を使っていた。
ある日、井伏に会って、玄関で風呂に入っているけれども落ち着かなくってね、と愚痴をこぼしたら、井伏は目をパチクリさせながら、君ん所の玄関は立て付けが良いんだねえ、と感心したとの事。
玄関に湯を張って風呂にすると思ったらしい。どうやって沸かすんでしょうか。
でも、私もこの手の早合点、勘違いはよくしますので、とても他人事とは思えない。
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三島由紀夫のこと
昨日は三島由紀夫が48年前に亡くなった日でした。
前にも書きましたが、高校2年生の多感な時分、有名作家のドラマチックな死はとてもショックでした。
解らないことは多すぎるほどありましたが、彼の文章は基本的には明晰で混濁がありませんから、それを読むとどこか、澄みきった湖の底の不思議な物体を透かし見ているような、もどかしい思いは昔も今も変わリません。
犀利な分析、感覚がそのまま了解できる彼の多くの芸術批評も、もう少し読んでゆこうと思います。
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