負荷増える
昨日はリハビリ。理学療法室の室温も低く、快適でした。
次回から、エアバイクの負荷を5ワット増やし60ワットにするそうです。嬉しい事です。ペダルを重くするという事は、体がそれに耐えられるようになったという事ですから。
エアバイクの設置数が1台増えて4台になってました。患者さんが増えているのでしょうね。皆さんも気を付けてください。
全く自覚症状が無く、突然発症する心筋梗塞が多いようですから。
心筋も丈夫そうなOさんの俳句。
草むらの 虫も喜々とし 秋日和
確かに草むらに足を踏み入れると、次々に虫が飛び出して逃げてゆきます。自然派のOさん、題材には不足していないようです。
「虫も喜々とし」は「虫喜々として」でも、と思ったのですが、それでは中七の真ん中で句切れが来てしまいますので考え物ですね。
先日、「燕」は春の季語と書きましたが、「燕帰る」で秋の季語との事でした。謹んでお詫びと訂正をさせていただきます。
ある晴れた 日につばくらめ かへりけり 安住敦
タグ
反省会、そして満腹満足
昨日は京都市内で、先日の「下鴨納涼古本まつり」の反省会と慰労会がありました。
まず、京都古書組合で反省会。各参加店からいろんな感想、意見、提案がありました。本の苦戦が浮き彫りになったように思いました。
それと、今年から即売会初日が山の日として祝日に制定されましたので、今後もこの形が続きます。初日にお客様が集中する傾向の見極めと本部態勢、各店の期間中の展開などが今後の検討課題として見えてきました。
その後は組合近くの料理屋さんに席を移しての慰労会。極上の鱧と香り高い松茸の鍋と言う、素晴らしい料理でした。
魚にあまり気を引かれない私でも、この鱧の脂がのった肉厚感、そして見事な骨切ははっきりと判りました。旨かったです。その量の多いこと、最後の雑炊まで、飲んで食べて、すっかり満腹でした。
京都古書研究会の方々にはお礼申し上げます。
大雨に 燕も帰路を 迷いけり
昨日は近畿一帯、かなりの雨でした。Oさんの心優しい俳句です。「燕」は春の季語。「帰路を」は少し理屈っぽい。「家路」ではどうか。ただ、童話的になりすぎますが‥。
燕の名句がありました。
軒燕 古書売りし日は 海へ行く 寺山修司
東大阪市、八尾市は当店が日頃から買取努力を傾注している地区です。九月です。今こそ古本や資料等の整理をなさいませんか。風が心地よく通りますよ。なにとぞ大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお電話、メールください。お客様の立場に立ってお客様にとって最良最適の方法をご提案いたします。20年以上の多数の買取実績がございます。御先祖様から伝わる大切な古い文書、古い本、色々の本、手芸書、料理書、クラシックやジャズのCDそしてLP、地図、、邦画洋画DVD、絵葉書、切手、資料、骨董、浮世絵等色々な品を求めています。日曜祝日無しで無料の出張買取、推進中。深夜や早朝の買取もご遠慮なく。専門のベテラン担当者が適正な査定、誠実に高価買取いたします。1000冊単位、万冊単位の大量買取お待ちします。引っ越し整理や会社整理、ご遺品整理も承ります。(と申しましても、一部の日本文学全集、世界文学全集等買い取りできない本や雑誌がまれにございます。書き込みや落書きのある本も、同様でございます。) 古書・古本出張買取を強化しております。また、宅配買取も簡単OKです。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にて承っております。夜間もご遠慮なく。ご遠方からの宅配買取もお待ちしています。送料着払いです。
タグ
堺市、泉佐野市で出張買取
昨日は午後から堺市西区へ出張買取に伺いました。
文庫本を沢山お譲り戴きました。ありがとうございます。
運び出しをお手伝いいただき、助かりました。
その帰途に都合よく、泉佐野市の買取のご依頼が入り、夕方お邪魔しました。歴史ある村なかの駐在所の近所と言うロケーション、井伏鱒二的時間がゆったり流れている感じでした。
こちらも文庫本が主体で、漫画も少々。
ありがとうございました。
パソコンに苦しむOさんの俳句。でも、俳句は油が乗りつつあります。
哀しくも 儚き恋か 女郎花
その名故 哀しく見ゆる 女郎花
一つの主題をめぐって、何通りも作るのは良い事です。どちらも良いです。二句目の中七「哀しく見ゆる」の見ゆる、は少し説明的ですので「哀しくもある」にしてはと愚考します。
東大阪市、八尾市などは当店が日頃から買取努力を傾注している地区です。整理にお困りの古本や資料等の売却をお考えでしたら、どうか大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお電話、メールください。20年以上の多数の買取実績がございます。御先祖さまから伝わる古くからの読めない古文書や手紙、今昔の色々の本、専門書、実用書、昔のチラシ、車のカタログ、双六、CD、DVD、LP、地図、絵葉書、資料、骨董、古い本等を求めています。日曜祝日無しで無料の出張買取、推進中。深夜や早朝の買取もご遠慮なく。適正に査定、誠実に高価買取いたします。(と申しましても、一部の日本文学全集、世界文学全集等買い取りできない本や雑誌がまれにございます。書き込みや落書きのある本も、同様でございます。) 古書・古本出張買取を強化しております。また、宅配買取も簡単OKです。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にて承っております。夜間もご遠慮なく。ご遠方からの宅配買取もお待ちしています。送料着払いです。ご遺品整理、書庫整理など1000冊、万冊単位の大量買取も承ります。専門のスタッフが、丁寧に査定、適切にご提案いたします。
タグ
2016年8月29日 | コメント/トラックバック(0) |
スリの話
パラパラ読みでも何らかの知識は入ってきます。
今日も今日とて(こればっかり)長谷川伸の「我が『足許提灯』の記」を読むと、スリの話が載っています。
あるスリの回想を長谷川がまた聞きしたのを書いているのです。
金時計を身につけた老人を、或るスリが目を付けて狙うがスキが無い。噂を聞いて他のスリ仲間達が何日もかかって次々狙うが、どうしても金時計をすれない。或る日、1人のスリが車中その老人の隣に腰かけて、自分はスリだが沢山のスリ仲間がスリあぐねている金時計をスッたと自慢したいので、その金時計を売って欲しいと打ち明ける。老人も少し気を良くしたので売ってやる。下車して懐を探ると、時計を売った金は財布ごとスラれていた、と言う話。
桂米朝師の自作落語「一文笛」にほとんど同じ話が出てきます。狙うのは煙草入れですが、米朝師の解説によると、明治期の桂文楽の珍談逸話を集めた本や、講談や浪曲の「仕立屋銀次」にも出てくるそうです。
という事は出来たのは明治時代でしょうが、世間では広がっていた話と思われます。
狙うものを形を変えてスレという、なかなか含蓄に富んだ話です。
スリも避けそうなOさんの俳句。
夜も更けて なにを念仏 鉦叩(カネタタキ)
これは良い。古風ですが、諧謔味がありステキ。中七を「なに念仏の」とするか、うーん、微妙です。
夜も更けて なにを念仏 鉦叩(カネタタキ)
タグ
少し涼しいか?
一寸空気が変わってきたのでしようか。いえ、暑いのは暑いのですが、気温に段差が付いたみたいに、少しましな時間があります。堪らないのは午後の何時間だけのような感じ。
午後、堺市に買取のご相談に伺いました。マンションの13階の空気は自然冷房みたいな気がしました。
買取の前に、Oさんに預かってもらっていた台車の受け渡し。Oさんの御宅辺りも空気が少しヒヤリ。皆さん良いとこに住んでますね。
そこでOさんの俳句
弱々し 名残りの蚊 まとわりぬ
あの辺りはもう涼しいので、蚊も夏の勢いが無くなっているのでしょう。「名残の蚊」が破調です。ととのえたい。
夏越えし 蚊も虚ろ気に まとわりぬ
これも、あまりぱっとしませんね。
え?蚊の気持ちが分かるのかって?❢
タグ
2016年8月27日 | コメント/トラックバック(0) |