漢字を味わう

国語辞典、古語辞典、英和辞典、などなど語学関係では学生時分からいろんな辞書、辞典のお世話になりました。その中でいまいち使う事がピンとこなかったのは和英辞典と漢和辞典だったと思います。



当時の英語の授業では和英を使う事は無かったと思うのです。漢和辞典は確か授業でも使ったような気がしますが、国語辞典ほど日常生活の場面では使わないのではと思います。



ところが古本屋になってからは時々漢和辞典を引きます。それはお客様のお名前の漢字の読み方を調べるためです。宛先シールを印刷する時に、滅多に使わない漢字のお名前があると、辞典をしらべて読み方を確かめないといけません。



そんな時、はるか昔に習った漢和辞典の引き方を思い出すわけです。部首の画数から辞典の何ページにその漢字が載っているか調べて、読み方を確かめるのです。部首がどれかわからない時は総画数で調べるのですが、大体数え間違いをして時間がかかります。



漢和辞典をパラパラ見ていると一度もお目にかかったことのない漢字だらけです。読み方がわからなくてもパソコンなどでIМEパッドでマウスで手書きして漢字を呼び出すこともできますが、やっぱり漢和辞典で探す方が味わいが深いようです。



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あの辞書

5月25日は広辞苑の日だそうです。1955年の今日、広辞苑第1版が岩波書店から刊行されました。今年で70年です。国民的辞書などと言われ続けてきましたが、昨今はネットでいくらでも調べることができますから、本の辞書全般への依存度は下がってしまいました。



広辞苑をめぐっていろんな本が出されたりしています。語釈のちんぷんかんぷんをあげつらう事が多いみたいですが、辞書としての存在感が最も大きかったことは否定できないでしょう。岩波書店の権威がそれを支えてきたといえます。普通は、辞書によりますと、という所を、広辞苑によりますと、とマスコミなどが書いていたことも影響したのでしょう。



私も2,3冊は持っていると思うのですが、どこかに隠れてしまって発見できません。使ってない証拠ですね。



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第9と蝶々

今日、11月29日は音楽の世界では記念すべき日です。100年前の今日、東京音楽学校で、初めてベートーヴェンの交響曲第9番が演奏されたとのことです。



毎年年末になると、日本のオーケストラはどこも第9を演奏して大賑わいです。これは日本だけの現象で、ヨーロッパでもアメリカでもそんなことしません。この百年前の初演は偶然12月になったのでしょうが、未来を予言しているみたいで不思議ですね。



それともう一つ、100年前の今日に作曲家のプッチーニが亡くなりました。ちょうど没後100年です。日本を舞台にした「蝶々夫人」がわが国でも大人気ですが、内容的にはひどい話で、日本での幼な妻の蝶々さんと結婚したアメリカ男が、結局その蝶々さんを捨てて、二人の間にできた子供を引き取り、正式な妻と共にアメリカで暮らすことになります。蝶々さんは子供と別れを惜しみながら短刀で自害するというストーリーです。



日本のソプラノ歌手が海外で成功するには、蝶々夫人の主役を歌うことがきっかけになるという時期がしばらくありましたが、なんだかなあ、と思うのは私一人でしょうか。



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2024年11月29日 | コメント/トラックバック(0) |

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なるほど

先日、あるお店で買い物をしていたところ、そこの女性従業員さんが他のお客さんと電話対応していたのが耳に入ってきました。「ああー、そうでございますね。なるほどでございます」この「なるほどでございます」を何度も繰り返すので妙に耳にこびりつきました。



我々でも友人との会話で、「なるほどやなー」てなことを言っているかもしれません。ところがこれを丁寧に言うと何となく違和感があります。おちょくっているのか、という感じさえあるかも。



言葉の、また言葉の使い方の変化するスピードは昔では考えられないほどだと思います。私が知らない間にとても流行って、とても早く消えてゆくのもあるでしょう。私にとっては存在してなかった言葉になるのですが「なるほどでございます」に出会えてよかったのかもしれません。



でもこの言葉については、なるほどでございません。



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第3版

今、日本の国語辞典で最も規模が大きいのは小学館の「日本国語大辞典」第2版全13巻です。通称「ニッコク」と言われています。もともとの初版が出たのが1972年、全20巻でした。のちに全10冊の縮刷版が出ました。今の第2版が出たのが2000年。そして来る2032年に第3版を出すと先日発表されました。初版から60年です。



世界各国の大規模な自国語辞典は、国家的なプロジェクトとして長い時間をかけて編集、出版されることが多いです。フランス語もドイツ語もロシア語もそうした辞書を持っています。イギリスにはオックスフォード英語辞典が古くからあり何度も改訂増補しながら、国際的な権威があります。



日本では、私企業の小学館がこの規範的な大辞書を継続的に提供してくれているのはありがたい限りです。辞書は出された瞬間から劣化が始まるといわれています。ただ、一般人が使用するうえでは、古い版でも十分役に立ちますので、初版の、特に20巻本は大幅に値崩れしている今こそお買い得と言えます。



一度古本屋にお尋ねになってはいかがでしょうか。



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2024年7月28日 | コメント/トラックバック(0) |

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