力強く透明
100年前の今日、大日本相撲協会が設立されたとのことです。今年の今日でちょうど100周年です。もっと古いと思っていました。大阪古書組合でも去年、100周年を迎えていますからね。歴史を考えるとなんだか神話世界までさかのぼれそうな気がします。
ただ、近代の相撲の世界はなかなかまとまりにくく、現に大阪相撲が長いあいだ興行されていたくらいです。協会脱退騒ぎや、内部紛争、親方相続、部屋相続などなど複雑で、他からはなかなか実情がうかがい知れません。さすがにガチンコで鍛えた精神力は独歩、反乱を恐れないようです。
名横綱や大関などがすっと理事長に収まるまで、紆余曲折が一杯です。地味だった力士が意外と強い勢力、政治力を発揮したりしますから。番付の位だけでは収まらないのがこの世界です。
安青錦という、国際的な人気力士が話題を呼び大相撲人気を支えてくれそうです。大相撲世界もできるだけ透明性を求めてゆくことも大切でしょう。
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相撲の木村さん
今日12月3日は古本関係で言うと、改造社の現代日本文学全集が生まれた日です。つまり円本の誕生日になります。99年前の事でした。1冊1円という価格で3段組の活字びっしりの破格の全集という事で新聞の大宣伝の力もあってベストセラーになりました。このおかげで家を建てた文士も多かったらしいです。
「今日は何の日」サイトを見ていて大相撲関係で面白いことを見つけました。立行司の木村庄之助が12月3日に3人も生まれているのです。1876年に第20代、1925年に第27代が、そして1940年に第31代が生まれています。これってかなりの偶然ですね。確率的にすごい珍しいのではと思います。
大相撲の特異日としてもいいのではと思いました。
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ほめたたえる
昨日は久しぶりに大相撲で応援してしまいました。もちろん安青錦です。21歳の若さ、初土俵から14場所での快挙など話題豊富ですが、なにより、あの苦難のウクライナから単身で日本にやって来て、精進の結果というのが何より見ている人の心の琴線に触れます。
外人力士に多い大味な相撲ではなく、スピード、小技、力技などバランスが良く、一昔前の力士みたいです。優勝インタビューも激することなく、正しいイントネーションで、正しい発音で、正確な日本語で思ったことを素直に、淡々と語っていてとても好ましく思いました。
来週、ウクライナは重大な決断を迫られます。なにか心に誓ったものがあったのではと、私は勝手に思っています。
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2025年11月24日 | コメント/トラックバック(0) |
いろいろと崩れてくる
大相撲の秋場所が昨日で終わりました。久しぶりの東西両横綱の優勝決定戦になり、これは16年ぶりとのことです。私の若い頃は横綱以外に優勝者が出ることはあまりなかったようです。出ても大関です。最近多い平幕優勝なんかは聞いたことがありませんでした。
まあ私が最も大相撲に興味があった時代は大鵬全盛時代にほぼ重なりますから。野球では巨人が常勝でした。巨人大鵬卵焼きの時代。ここで、その大衆的人気を政治の世界、特にアメリカの政治と絡めて考えると、ケネディの圧倒的な人気、特に死後の絶対的人気と重なって思われてきます。
つまり巨人大鵬卵焼きケネディの時代です。
この神話的とも言えるある種の絶対性が崩れて、阪神が強くなり、卵は輝きを失い、ケネディは暴露本みたいなのが多数出ています。中公新書の「ケネディ -「神話」と実像」をふと読んでいろいろと教えてもらいました。
トランプ氏が、大統領に再選されたら実行すると言っていた中に、ケネディ暗殺にかかわる極秘資料の公開がありましたが、実行されないようなので残念です。いらん事はするのにね。
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名解説
1990年の5月15日、元力士で相撲解説者の神風正一さんが亡くなりました。早いもので没後35年です。私が相撲の放送を熱心に見聞きしだしたころは、解説は神風さんか玉の海さんでした。「神風の明晰」か「玉ノ海のユーモア」か、と対照的に言われたものです。「北の富士のボヤキ」はそのどちらでもない分野を開拓しました。
ともかく神風さんの語り口は理知的で、各力士の取り口解説、過去の取り組みの知識なども合わさって、ちょっと田中角栄に似た風貌と相まって、その勝負分析の正確さはコンピュータじみていました。
小林秀雄や吉田秀和なども彼の相撲解説のファンで、彼は本当の批評家であると絶賛していたそうです。割とお若くて亡くなられたので残された本は「神風一代 わたしの昭和相撲小史」一冊だけですが、相撲ファン必読の名著と言えるでしょう。
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