お岩さん

今日7月26日は幽霊の日だそうです。なんでも1825年の今日、江戸で鶴屋南北作の「東海道四谷怪談」が初演されたんだとか。



言わずとしれたお岩さんの誕生日だったのですね。今でも歌舞伎や映画などでお岩さんを取り上げる時は、四谷の於岩稲荷に関係者がお参りするそうです。祟りがないようにということです。



私はあまり四谷怪談を見ていないのですが、一番ゾットしたのは中村歌右衛門が演じたお岩さんです。彼のかなり低めの声が陰にこもってすごみがあります。有名な髪梳きの場面、毒を飲まされたことを知らずに長い髪を櫛で梳くときに、毒のために長い髪の毛がごっそり抜けます。それを手で絞ると血がタラタラ。



伊右衛門でなくても、ほんとに祟られるかと思うくらいの迫力がありました。



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名優

3月31日というと私は歌舞伎役者の六世中村歌右衛門のことを思い出します。2001年の今日、84歳で亡くなったのですが、その日は東京で雪が積もり、月が出て、桜が満開でした。つまり雪月花が揃った日でした。



流石に一代の名優をおくるにふさわしい日でした。私は20世紀を代表する世界の名優と言っても良いと思います。



ほとんど歌舞伎の世界だけに生きた人ですから、比較は難しいかもしれませんが、残された映像を見てもらったら、その細かいセリフ回し、顔の表情の刻々の変化の妙、体の線がかもすドラマの起伏など、演劇の世界を少しでも知っている人には、国籍を隔てても明らかに感得してもらえるはずです。



「京鹿子娘道成寺」「伽羅先代萩」「仮名手本忠臣蔵」「東海道四谷怪談」等など、彼の出演した演目の映像は沢山は残っていませんが、不滅の宝と言ってよいでしょう。



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廃刊

「演劇界」という歌舞伎の専門雑誌の廃刊が決まったとのことです。100年以上の歴史を持っていますので、業界的には大事件と言ってよいと思います。



歌舞伎は一子相伝のように、家に伝わる芸が大きな要素の芸能ですので、時代とともにその様相は変化してゆきます。人間が違いますから、いくら襲名により名前がつながっているとは言え、養子もあり傍系もありで、名人が続いて隆盛してゆくのは大変です。



私の中では、歌舞伎は六世中村歌右衛門が亡くなって滅んだも同然です。彼だけが、江戸時代から連綿と続いた歌舞伎のエッセンスを持っていたと思います。絶世の名優でした。彼の華麗なお姫様役や傾城役、辛抱役、舞踊等、主役としてもさることながら、ちょっとした脇役などで彼の芸はひときわ輝きを見せることになります。養子の中村梅玉の襲名披露の際に付き合った「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の中居の万野役は、敵役の脇役ながら凄まじい芸の力で舞台を圧倒しました。



彼が舞台正面奥の暖簾を分けて舞台にすっと顔を見せただけで、その役の持つ黒黒とした悪意の冷たさで、舞台全体の温度が数度下がったように感じたものです。



あのような役者は絶後です。したがって私の中では歌舞伎は滅んだのです。今の歌舞伎は似て非なる別のものと私は思います。「演劇界」廃刊もムベなるかなです。



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二代目

二代目中村吉右衛門さんが亡くなられました。初代吉右衛門の養子として永年、精進され、六代目菊五郎と並ぶ大名人、大播磨屋(おおはりまや)と謳われた初代に勝るとも劣らない歌舞伎役者となられました。



お兄さんが現松本白鸚さんですが、彼が松本幸四郎時代から何となく、弟の吉右衛門さんのほうが年齢が上に感じられてなりませんでした。初代吉右衛門の薫陶を受けたためか、何となく芸風も渋く、当たり役も辛抱立役が多く、地味な為かも知れません。



彼を仕込んだ初代吉右衛門は格の正しい時代物が似合う役者で、秀山と号して俳句も趣味の域を越えています。文化人にファンが多かった人です。小宮豊隆がその芸風をロダンに比較して褒めたのを「露探(ロタン)」と言われたと勘違いして、機嫌を悪くしたのは有名な話です。



二代目にはその様な微笑ましいエピソードは聞きませんが、テレビの時代劇を通じてのファンも多く、長く人々の記憶に残る役者さんと思います。



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扇雀飴

坂田藤十郎さんが亡くなられました。関西の人にとっては、中村扇雀さん時代が懐かしいのではないかと思います。当時のふくよかさがいつまでも芸や表情に残っていた役者さんでした。



お父さんの二代目中村鴈治郎と共演した近松作品で人気が大ブレイクしました。その勢いで命名したのがお菓子の扇雀飴でした。今は作ってないそうですが、昔食べた記憶では、飴の中に生姜や胡麻みたいなのが入っていて、子供には舌触りも味も評判が悪かったのではと思います。記憶違いだったらごめんなさい。



今となっては当時を思い出しながら、もう一度舐めてみたい気もします。



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2020年11月16日 | コメント/トラックバック(0) |

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