また出ている
今、私の横にはお客様からのご依頼で引き取ってきた月刊誌「レコード芸術」が10冊ほど積み重なっています。これが売れないんですよね。でも下手に手を出すとつい読んでしまって時間が溶けてゆくので、めったに開くことはできません。
1952年に創刊されて2023年の6月に休刊された雑誌です。私が最もよく読んだのは高校時代から大学時代にかけて、1970年代のクラシックLP全盛時代です。当時は新録音も沢山出ていましたから、広告の量も半端ではなく、今私の横にある休刊直前のものの倍の厚さはあったでしょう。400頁は軽く超えていたと思います。
その厚かった雑誌を、広告も含めて隅々まで読んで飽きなかったという友人がいます。私も負けません。当時の表紙のいくつかは今でも鮮明に覚えています。この雑誌の休刊が決まった時、惜しむ声が多く聞かれました。それに応えるように、今は「レコード芸術 on-line」が配信されているようです。
でも、当時のレコード会社のイメージカラーが決まっていた広告ページが、雑誌の半分を占めていたあの分厚い雑誌「レコード芸術」とは全く別物でしょう。読んでみたいとはあまり思いません。
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名ヴァイオリニスト
今日、1月19日はヴァイオリニストの巌本真理さんの誕生日です。生きておられたらちょうど100歳でした。ソリストとしても活躍されましたが、何といっても彼女が第一ヴァイオリンを担当して組織した巌本真理弦楽四重奏団のリーダーとして有名です。
御祖父さんが巌本善治と言って女学雑誌を創刊して島崎藤村などに書かせた明治時代の教育者でした。勝海舟のもとに出入りして海舟語録を残したことでも有名です。
巌本真理さんはハーフだったためか実にくっきりとした顔立ちで、目力は大変なものでした。レコードもたくさん残し、いずれも高い評価を得ました。ただ53歳という若さで亡くなられたのが残念でした。
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2026年1月19日 | コメント/トラックバック(0) |
贅沢の極み
12月22日は、1808年にウィーンでベートーヴェンが「運命」「田園」を自身の指揮で初演した日です。彼以前の作曲家は王侯や貴族をパトロンに持って、宮廷や邸宅の中で作品を演奏していたのに比べ、ベートーヴェンはブルジョワなどの力も借りつつ、自身が演奏会場や楽団を準備して公開の演奏会をする形をとりました。
もちろん作品を貴族や王族に献呈することで援助も得ていましたが、自分の作品で演奏会を開くことはベートーヴェンが好む形でした。彼が困難に立ち向かう戦うイメージの作曲家だと言われるゆえんです。
歴史上、演奏曲目と言い、指揮者と言い、もっとも贅沢な演奏会だと思うのですが。
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2025年12月22日 | コメント/トラックバック(0) |
高らかに
今日はベートーベンの誕生日です。ちょうど彼の大傑作の第9交響曲が日本のあちらこちらで演奏されています。
以前も書きましたが、12月に入って年末まで、日本みたいに第9ばかり演奏している国は世界中どこ探してもありません。全く日本だけの現象です。ヨーロッパ辺りではヘンデルの「メサイア(救世主)」などのオラトリオや、めでたそうなカンタータなどが好んで演奏されます。
日本では普通の学生や主婦、サラリーマンなどが時間を見つけて集まっては第9を練習して、年に一度12月にオーケストラと共に歌うのです。かなり珍しい光景ですね。中には体育館みたいなところを借りて、1万人で演奏したり。
まあ良い曲なことは間違いないです。めでたく歌い納めたい気持ちもよくわかります。これを良い機会にしていろんな曲を歌ってもらいたいと思います。
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2025年12月17日 | コメント/トラックバック(0) |
名曲
1928年11月22日、パリでラヴェルの「ボレロ」が初めて演奏されました。この曲はストラヴィンスキーの「春の祭典」と並んで、20世紀生まれで最も知名度の高い管弦楽曲だと思います。両方ともにバレエの音楽という事も面白い。
旋律は二つだけ、交互に繰り返されます。最初は1本のフルートと小太鼓から始まって、最後はオーケストラの全合奏になって崩れるように大音響で終わるという、とても分かりやすく、興奮させる音楽です。でもとてもスマート。
ラヴェル自身も気に入ったのか、指揮をしているし録音も残っています。学者で文芸評論家だった河盛好藏さんが、留学していたパリで1930年1月にラヴェルの指揮でこの曲を聴いています。聴衆はやんやの喝采で、2回もアンコールさせられたと随筆に書かれています。
この名曲は最初から名曲だったのですね。
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2025年11月22日 | コメント/トラックバック(0) |


