シューマン

今日6月8日はシューマンの誕生日です。「トロイメライ」の作曲者です。この人のお父さんはドイツの出版業者で本屋さんでした。



以前、FMのクラシック番組で少しおしゃべりさせていただいた時、何とか古本屋と音楽を結び付けて話題にしようとしたのですけれど、見つけられませんでした。かろうじてこのシューマンのお父さんが浮かんだだけでした。まあシューマン本人は批評家も兼ねていましたから、文章もたくさん書いています。本も出しています。



彼の「音楽と音楽家」は岩波文庫で古くから読まれていました。一度手に取ってみてください。もちろん古本屋ででも構いません。



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ビゼーさん

1875年の今日、フランスの作曲家ビゼーが亡くなりました。没後ちょうど150年です。あまり記念的な行事のうわさは聞こえてきませんが、何しろ「カルメン」という、おそらく世界でもっとも有名なオペラの作曲者ですから、心しておきたいと思います。



36歳で亡くなりましたから、夭折と言えるでしょう。「カルメン」のほかに「真珠取り」というオペラも有名です。中で歌われるテノールのアリアの旋律から、「真珠取りのタンゴ」というナンバーが作られてポピュラー界でも大人気です。そして「アルルの女」は劇付随音楽として作曲されて、これまた魅力的な旋律がてんこ盛りです。



でも生前は「カルメン」初演が失敗したりして、あまり幸せでもなかったようでした。まぎれもない天才でしたけどね。



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2025年6月3日 | コメント/トラックバック(0) |

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商談中に

今日4月5日は指揮者カラヤンの誕生日です。1908年生まれですから、生誕117年。戦後の世界中の音楽シーンを引っ張ってきた指揮者です。指揮棒一本から稼ぎ出したのが何百億円とも言われており、けた外れの存在であったことは間違いありません。



生涯にスタジオでレコーディングしたほとんどすべての音源がCD化され、今も売れ続けています。最近は、ベルリン・フィルとのコンサートのライブ録音も系統的に発売され始めて、没後36年になりますがその市場価値は衰えていません。



ただ、不思議に思うのは、これほどの大指揮者であったにもかかわらず、彼の著作が一向に現れないことです。エッセイ集はおろか、自伝さえないのです。文章なんか書く時間がなかったのでしょう。そりゃそうでしょうね。ソニーの大賀社長達と商談中に倒れて亡くなったのですから、何をか言わんやです。



それでいてあの美しい音楽。



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2025年4月5日 | コメント/トラックバック(0) |

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費用対効果

値上げ値上げです。あからさまなのもあれば、目立たないようなステルスもあります。これは下世話な分野だけではなく、クラシックの演奏会などでも感じることがあります。まあこれは最近の事でもなく、かなり前からの事です。



クラシックの、オーケストラの演奏会というのは昔(1970年ころ)は定型があってまず序曲、次に協奏曲、最後がちょっと大きめの交響曲です。これが最近はかなり崩れていて最初に小型の交響曲、次がちょっとした組曲、最後は終わり方が派手な管弦楽曲てな感じ。演奏時間は昔は2時間近くでしたが、この頃は80分程度が多いみたいです。



ところが大阪フィルの演奏会の記録を見ていると、びっくりするほど短い演奏会がありました。1986年第220回定期では最初がメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、次がベートーヴェンの交響曲第7番。これだけです。約25分と約40分ですから1時間少し。この年代、カラヤン、ベルリンフィルがやってきてやたらと短いコンサートをしたものです。この影響かもしれません。



まあプログラムを組み立てるのは難しいと思いますが、お客さんからみると芸術とはいえ費用対効果を考えざるを得ません。



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2025年3月16日 | コメント/トラックバック(0) |

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ボレロ

昨日、3月7日はフランスの作曲家ラヴェルの誕生日でした。1875年生まれですからちょうど生誕150年です。彼の作品では、同じテーマをひたすら繰り返して最初はフルート一本から、最後は管弦楽の大合奏で終わる「ボレロ」が突出して有名です。



この超有名曲が、最近本国のフランスで著作権問題が起こり、裁判になったことは意外でした。もちろんラヴェルの純然たる作品であることは間違いないのですが、作曲当時はバレエ作品として完成、初演されましたので、振付師、衣装のデザイナーなども作品の共同制作者とみなされることになったのです。



そこで著作権がその当事者が死んでからも守られるわけですが、ラヴェルは早くに亡くなっていますからパブリック・ドメインになったとだれもが思っていたのですが、共同制作者の子孫などが著作権の延長を認めろと騒ぎだしたのです。



「ボレロ」は人気曲ですから演奏会などでは頻繁に取り上げられます。著作権がある無しで、大きなお金が動くのです。



曲の名前が「ボレロ」から「ボラレル」に代わるかもしれませんね。



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2025年3月8日 | コメント/トラックバック(0) |

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