ラッキーなドラゴン

昨日、3月1日は日本のマグロ漁船「第五福竜丸」がビキニ環礁でアメリカの水爆実験のために被爆した日です。1954年のことですから70年前です。私は2歳にもなっていませんから何も知らなかったのですが、亡くなった久保山愛吉さんのことはいつの間にか小さい頃から頭にこびりついて覚えていました。



陸揚げされたマグロに、ガイガー計数機をあてて放射線を調べている写真や映像なども早くから見ていた記憶があります。



アメリカの画家のベン・シャーンがこの事件を取り上げて「ラッキー・ドラゴン(福龍)」シリーズの油絵や版画を作成したことを知ったのはかなり後のことです。唯一の被爆国日本の漁船が被爆したということの悲劇性が、当時としては世界にショックを与えた事件だったと言えます。



古本 買取 大阪

タグ

2024年3月2日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:古本 大阪 美術 買取

大盤振る舞い

ブログのネタに困ったときは「今日は何の日」を見てみます。すると今日、誕生日の人にびっくりしました。



絵本作家の田島征三さんが目に入りました。するとその下に田島征彦さんの名前もありました。なんと2人は双子だったんですね。1940年にお生まれです。



ところがどっこい、もう一人、東君平さんの名前もあったのです。全く偶然に絵本作家が三人、1940年の1月9日に誕生していたわけです。



神様のいたずらとしか思えません。いや大盤振る舞いかしら。



古本 買取 大阪

タグ

フランス人

倉庫の整理をしていると展覧会のカタログや画集、写真集なんかが意外とたくさん出てくるのに我ながら驚いています。知らぬ間に溜まったものです。



これらは形が様々で判型もまちまち。概して大きな本が多いので整理が面倒になり、奥の方に積み重ねてしまうのです。それでも何もかもというわけではなく、どうしようもないのはそれ以前に廃棄していますから、多少は好みが出た形で保存していたと言う事になります。



画家では荻須高徳さんのものが多いのに少し驚きました。昔、ちょっと油絵を描いていたので、彼みたいに描けたらいいな、と願っていましたから。今、パラパラと眺めてもやっぱりいいです。特にフランスに渡ってすぐの頃、パリの街を描いた絵は佐伯祐三そっくりで見分けがつかないほどです。荻須さんのほうがほんの少しだけ色が明るい。



それからセザンヌばりの静物画や、ユトリロを思わせる構図など、色んな人の影響を秘めながら、彼独自の静かな、透明感のある堅牢な風景画が完成されてゆきました。



ほとんどフランス人ですね。



泉南郡田尻町の古本出張買取は池崎書店にお任せください。



泉南郡田尻町の古本出張買い取りサービスは、ぜひ、池崎書店にお任せください。整理、売却をお考えの古本や雑誌、文庫本等がございましたら、何も捨てずに大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にお電話、メールしてください。古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ にても承っております。お捨てになったものにお値打ちがあることがよくあります。経験豊富な店主が親切丁寧に査定、高価買取します。もちろん出張料無料、見積もり無料、梱包資材無料。お引越しや生前整理、ご遺品整理もお任せ下さい。お客様のご予定に合わせます。24時間受け付けています。千冊単位万冊単位の大量でも少量でもホントに心から大歓迎です。高価買取月間、絶賛全身全力推進中。お気軽にご連絡ください。



古本 買取 大阪

タグ

皿まで

買取にお客様の御宅にお伺いして、古本屋がよく言うセリフに「昔はいけたんですけどね」があります。つまり今は残念ながら買い取りできない、引き取ることさえ出来ない本が多くなったということです。色んな要因があってそうなってきたのでしょうが、お客様にとっては、立派な装丁の豪華な美術全集や文学全集、百科事典などを古本屋が全く相手にしないので、落胆されることも多いと思います。



その代表みたいに言われることが多いのが「原色 日本の美術」全20巻です。私も何度かお断りしたことがあります。大きいし重いのです。そして殆ど売れない。当時どうして売り込んだのか不思議に思います。テレビコマーシャルなどを使って、実に大部数を売ったと思われます。



倉庫の整理をしていて、その簡単な宣伝パンフレットが出てきました。出版社の創立50周年記念出版だったとのことです。その画期的特色として「新しいご家庭の文化調度品として、全巻揃えていただきたい超豪華全集です」「堅牢豪華な装本は、すえ永く伝えられる家庭の財産図書として暮らしにそのままとけこみます」「この空前ともいえる豪華さを備え、日本の伝統美のすべてを網羅した超豪華本が今なら予約特価各二四〇〇円」などと書かれています。



豪華という言葉があちこちに躍っています。文化調度品、財産図書などという耳慣れない言葉も目を引きます。そう、読まないでもいい、飾っておけば文化的で、しかも財産になるわけなんですから、この豪華な全集を買いなさいと言っているのです。



良い時代だったと思います。そして驚いたことに、私の倉庫の奥にそれが1セット眠っていたのです。とっくに処分していたと思っていました。



毒食わば皿まで、という言葉があります。この際、ちょっと手にとって中を覗いてみようかと思っているところです。



大阪市北区の古本出張買取は池崎書店にお任せください。



大阪市北区の古本出張買い取りサービスは、大阪市北区で生まれた、大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にどうかおまかせ下さい。量の多少にかかわらず、お気軽にお電話、メール、FAXなどでご連絡下さい。年中無休。24時間受け付けています。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ もせいぜいご利用ください。お客様のご都合に合わせます。何も捨てないでお見せ下さい。引っ越し整理もお任せ下さい。生前整理や御遺品の整理もさせていただきます。数万冊数千冊単位の大量でも少量でもありがたく、心から大歓迎。店主が責任査定いたします。高価買取月間強力に大絶賛全力推進中。



古本 買取 大阪

タグ

ピカソ

今日はピカソが亡くなった日だそうです。今年でちょうど没後50年です。スペインの親元にいる時分から卓抜な描写力を認められ、パリに出てきてからは「青の時代」の憂鬱な具象の画風から、一変して明るい色のダイナミックな画面に変わり、徐々に立体派という、我々からすれば「なんだこりゃ」の絵に突入してゆきました。



猫の目のように変化を続ける画家で、生涯に何点の油絵やデッサンを描いたか分からないほどの多作家でした。版画や陶芸作品も膨大です。若いうちからしっかりした画商がついていたので、生活の管理はしっかり出来ていたようです。奥さんや恋人は目まぐるしく出入りした派手な人ですが、どことなく怯えたような鋭い大きな目は一生変わりませんでした。



彼が大きなガラス板に絵を描いている姿を、ガラスの向こう側から撮った映画を見たことがありますが、まるでボクシングでもしているかのような、鋭く早い腕の動きとフットワークの動物的な敏捷さが連携して、生き生きとした女性像(だったと思います)が見る見る間に描かれてゆきました。



あの映像はもう一度見たいものです。



羽曳野市の古本出張買取は池崎書店にお任せください。



羽曳野市の古本出張買い取りサービスは、南大阪全域が地盤の大阪府古書籍商業協同組合加盟店の池崎書店にどうかおまかせ下さい。量の多少にかかわらず、お気軽にお電話、メール、FAXなどでご連絡下さい。年中無休。24時間受け付けています。お問い合わせは古本・古書買取直通ダイヤル090-3990-1086、または 買取のお問い合わせ もせいぜいご利用ください。お客様のご都合に合わせます。何も捨てないでお見せ下さい。引っ越し整理もお任せ下さい。生前整理や御遺品の整理もさせていただきます。数万冊数千冊単位の大量でも少量でもありがたく、心から大歓迎。店主が責任査定いたします。高価買取月間強力に大絶賛全力推進中。



古本 買取 大阪

タグ

このページの先頭へ