東山さん

即売会の準備をしていると力仕事が多いですが、目もよく使います。暗い中を本を探したり、パラパラめくって具合の悪いところがないかチェックしたりで、目から疲れます。



それに長年使っている眼鏡のレンズが傷ついて、全体的に白っぽく見えて、これも良くありません。新しい眼鏡は明日でき上る予定で、それまで辛抱です。そこで目を休めるのに、ぼんやりと画集などを見る事があります。眼鏡をはずして、目をページに近づけて見るのに、文庫版の画集はぴったりです。



新潮文庫の「東山魁夷小画集」という6冊のシリーズが私のお気に入りです。彼の静かな画面を眺めていると、目が休まります。前にも書きましたが、私は彼のファンでして、デザインとすれすれのところで勝負する彼の絵は意外と深いところまで届きます。



杉山寧や平山郁夫などはデザインのほうに寄りかかりすぎて安易ですが、東山魁夷はそこまで行っていません。



おすすめです。



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顔顔顔

土門拳の写真集に「風貌」があります。彼の最初の写真集です。明治から大正生まれくらいまでの各界の名士、有名人を撮りまくっています。それもページから顔がはみ出しそうなくらいのドアップが多いので、実に面白い本です。



尾崎行雄や鈴木大拙、牧野富太郎といったそれこそ明治のびくともしない男たちから、初代中村吉右衛門や六代目尾上菊五郎、山田耕筰、クロイツァーといった芸能関係、湯川秀樹や仁科芳雄の科学者たち、島崎藤村や志賀直哉、永井荷風などの文豪たちの顔顔顔が白黒ですが、実に人柄をにじませて迫ってきます。



私は講談社の文庫本3冊の形で初めて見たのですが、やっぱり「土門拳全集 第9巻」小学館で見ると、その大きさがすごく大切なことが分かりました。おすすめです。



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落書きか

1940年の9月12日、フランスのドルドーニュ県の片田舎にあったラスコー洞窟の中に犬が迷い込んだのを4人の少年が助けに入って、はじめてラスコーの壁画が発見されました。壁画はどの教科書にも載っていますが、発見は意外と新しいんですね。





2万年ほど前、先史時代にクロマニョン人が描いたものとされています。見事なものです。牛は当時から人間にとって貴重な動物と見られていたのでしょう。スペインのアルタミラの洞窟壁画も牛ですから。



何の目的で描いたのでしょうか。狩りで仕留めた記念でしょうか。これからも人間の役に立ってほしいという願望でしょうか。



単なる落書きかもしれません。落書きは人間の自然な行為らしいですから。



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2025年9月12日 | コメント/トラックバック(0) |

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絵の鑑賞

引っ込んだところで住んでいますと何かと不便なことがあります。取り分けて、文化的な催しが近辺であることはまあ無いです。やはり大阪市内などへ出かけねばなりません。展覧会や音楽会など、良いなと思うのは大阪市内でしかしない。



高島野十郎という画家が没後50年という事で、大規模な回顧展が開かれています。現在は千葉県で開催中。とても評判がいいみたいで、見に行きたいものやと思っていますが、これが大阪に回ってくるのが来年です。しかも大阪市内の美術館。見に行こうと思えば行けないことはありませんが、駐車場や混雑の事を考えると気が重いです。



そこで、今回は図録だけで辛抱することにしました。これは直接美術館にメールで注文できますから便利です。昨日届いたのですが、なかなか力のこもった出来栄えで、満足です。現物を見に行ったとて、最近とみに衰えている視力では、匂いをかぐ程度になりそうなので、図録でじっくりと見たほうが絵の鑑賞としては良いのではと思います。



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2025年9月10日 | コメント/トラックバック(0) |

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見られたのに

1974年の今日、6月10日、東京国立博物館に展示されていた「モナ・リザ」を見ようと、会期中最大の31000人強が訪れました。今から思うと、日本であの作品が見られたなんて、信じられません。





フランスがレオナルドから「モナ・リザ」を手に入れてから、3回しかフランスを出ていないからです。1911年に盗難でイタリアへ。1962年に展覧会でアメリカへ。そして1974年の東京とモスクワへの貸し出しです。



アメリカへの貸し出しの際、1億ドルの評価を受けて保険金額を算定しようとしましたが、当時は保険の引き受け手がいなくて成立しなかったそうです。安かったのですね。今ならその10倍でも民間で買い手が付くでしょう。



世界でもっとも有名な絵画作品です。もう2度とフランスから出ないでしょう。無理してでも東京で見るべきでした。



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2025年6月10日 | コメント/トラックバック(0) |

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