怖いお誘い
「レコード芸術」、「ディスク」、「ステレオ」等、古いオーディオやレコード雑誌が沢山入荷しました。
昔、リアルタイムで読んだ事がありますので懐かしさのあまり、ついパラパラと見てしまい時間が‥‥。
家具調ステレオなどの広告ページはとりわけ時代を感じます。ステレオに「飛鳥」、「宴」、「潮」やら「白馬」などという和風ネーミングが氾濫しています。そう言えば一方では「シャンボール」や「シノア」などのお城シリーズもあった様に思います。不思議に元気な時代。
読者相談ページには「運命」、「悲愴」の決定盤はどれですか?というような素朴な相談が毎号寄せられています。
読者の自由呼びかけのページには、一緒にクラシックを聞きませんか?みたいなのも沢山あります。
中でもこれは傑作でした。
「オーディオとクラシック音楽愛好者の少人数の集まりを企画中。クラシックLP二百枚以上をお持ちで、三十七歳未満の西荻窪近辺の方の参加を求む。学生さんはお断り」
どうですか、この参加基準。厳しいですね。今なら間違いなく、上から目線、といわれるでしょうね。
「三十七歳」という微妙な年齢は、一体何処から出てきたのでしょう。
本当に「二百枚」持っているかどうか、調べに来られそうで怖い。
タグ
2015年4月10日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
トラックバック&コメント
この投稿のトラックバックURL: