パイやプディング
先日買取させていただいた中に映画のパンフレットがあり、それを眺めていると記憶がどんどんさかのぼってゆきました。だって「野生のエルザ」「荒野の七人」「グレート・レース」「80日間世界一周」「天地創造」「ミクロの決死圏」「恐竜100万年」「戦争と平和」「007サンダーボール作戦」などなど、私もリアルタイムで映画館で見た映画がほとんどでしたから。
「グレート・レース」のパンフレットに、パイ投げ合戦のシーンのスチールが載っていました。アメリカ人が大喜びするパイ合戦。久しぶりに思い出しました。ジャック・レモンが全身クリームだらけになっていました。でもあの頃の日本人は、あんまり大笑いはしなかったと思います。そもそもそこでのパイというものが、日本人が普通考えるパイと随分違います。茶色のパイ生地が何層にも重なり合っているあの源氏パイみたいなのがパイと思っていますから、アメリカ映画の中の、柔らかいクリームだけみたいな白いパイは別物に見えます。
そのホールケーキみたいな白いパイをぶつけ合って大笑いしているのですから、それは不可思議でした。今の日本人が近いと感じるのは野球のビールかけでしょうか。
不可思議といえば、イギリス小説の中に頻繁に出てくるプディングという食べ物もわかりにくかったです。プリンみたいなお菓子かな、と思っていると、なんと肉入りだったりしますから、これも私の中では今でも実態不明です。蒸し料理の総称らしいのですが日本人にとっては怪しい雰囲気です。あやふやなままにしておきましょう。
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2020年9月23日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |