入荷しました
昨日の市会では、途中、関西古書研究会買取の荷物搬入の手伝いがあり集中できませんでしたが、珍しい本を落札できました。
西条卓夫著「名曲この一枚」ポケット文春版。
音楽本好きの人の間では、幻の本で通っています。
西条卓夫さんは「芸術新潮」にレコード評を長らく連載しましたが本の形になったのは、戦前、久禮傳三の名前で出した「レコード音楽夜話」と翻訳のティボー著「ヴァイオリンは語る」、そしてこの「名曲この一枚」の3冊だけ。
この新書版の本は、西条卓夫偏愛の名演名盤を独特の文体で紹介したもので、ランドフスカ、フルトヴェングラー、ティボー、リパッティなどの名人芸を褒めたたえています。
古書価格が高い状態が長らく続いています。
なぜ復刊されないのか不思議です。売れるのにね。
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2014年3月25日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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