曙光
意識は戻りつつあっても、ドクター達にはまだまだ油断できない状況が続いていた模様です。
腸がまったく動かない。場合によっては壊死も考えられると家族は告げられました。鼻から胃まで入った太いチューブから食べ物として栄養食や水分が注入されていますので、腸が動かないのは具合が悪い。
腸カメラを入れて検査の結果、ガスが溜まっていただけのようでした。こちらはまず一安心。
次の懸念は、睡眠剤が完全に抜けてからしか判断できない、脳のダメージです。
運動機能、知的機能等は、心停止状態の間、心臓マッサージなどでどのくらい脳に血液が送られたかによって大きく回復度合いが変わるようです。
私の場合、倒れたローソンで直ちに心臓マッサージが胸骨が折れるほど適切になされていた事が大きく幸いし、両機能ともかろうじて殆ど倒れる前と変わらないレベルを維持できていたようです。
こうして、皆の愁眉がやっと開いたのは5月22日頃でした。
続く
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2015年6月16日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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