筑摩書房、偉い
先日、筑摩書房の昔の世界文学大系で、予定されていた作品が収録されなかったことを書きました。
無責任な会社だという印象を与えるといけません。
筑摩書房は後から出版した「筑摩世界文学大系」という全集の「コンラッド」の巻に、問題の「ノストローモ」をちゃんと収録しています。
約束はいつか果たす会社なのです。
ただ、このコンラッドの巻は今、文学全集の端本に似合わぬ、かなりの高値を古書業界で呼んでいるようです。「ノストローモ」の日本語訳が読めるのは、この巻だけだからです。どんな小説かは、古本屋で探して読んでください。
ちなみに映画「エイリアン」に登場する宇宙貨物船の名前が「ノストロモ」だったこと、映画の好きな人はご存知ですよね。
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2018年11月19日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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