ヨーロッパは面白い
中島義道さんの「ウィーン愛憎」という本を読むと、ヨーロッパで日本人が生きてゆくのは、大変だということがよく判ります。
福田恆存もヨーロッパで、現地の人達といろんな手続き上のことで喧嘩をしたことが彼の本に書かれていますが、1950年代の福田から、1980年代の中島さんまで、年月が経っても実情は変わっていないようです。
彼らの経験は、あくまで、生活の必要上の諸手続きの中での軋轢ですから、客観的に読んでいても状況が分かりやすい。
原則主義と、反面としての例外要求。どちにせよ、ヨーロッパの人たちは徹底的に自分を通しにかかるようですね。
お二人と渡り合ったヨーロッパの人たちはこの二面性を鮮やかに浮き彫りにします。
住まないとわからないことがいろいろと書かれていて、興味深いです。
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古書会館へ
来週月曜日の当番市出品の準備に、大阪古書会館へ。
大先輩のMさんと手分けして、くくったり封筒付けたり。
1階にはカーゴに積まれた沢山の本が出番を待っていました。
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整理にならない
玄関先に山並みを作っていた本を、準備した木の本箱に収めて立ててゆきます。
20個の木箱でかなり整理できると思っていましたが、玄関の風景があまり変わらないのに愕然としました。
本の山を全部整理しようとすれば、あと2,30個の箱が要りそうです。
でもそうなると、今度は玄関が本の箱で埋まってしまうのでは。
何をやってんだか。
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2018年10月13日 | コメント/トラックバック(0) |
木の香が
四天王寺秋の大古本祭りから持ち帰った本でぐちゃぐちゃ状態の整理のために、20個ほど本箱を調達しました。
それを取りに大阪古書会館へ。珍しくひっそりしていました。
箱を車に積み込むとほんのりと木の香が満ちてきます。
森の中みたいな気分で帰りましたとさ~。
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2018年10月12日 | コメント/トラックバック(0) |
ありがとうございました
昨日で「四天王寺秋の大古本祭り」は無事、会期を終了しました。
台風接近のニュースに悩まされながら始まりましたが、中間は抜けるような青空に太陽という、夏みたいな日が続きました。最終日はちょっと小雨が、ということで首尾一貫してました。
お天気は人間が生まれるずっと前からお天気をやってますから、勝てやしません。
そんな中、大勢のお客様にご来場、お買い上げいただき、ありがとうございました。