置き手紙

昨日ご紹介した大正15年の日記に挟まっていたもの。実は名刺以外に、もう一つ面白いものがありました。



置き手紙です。少し内容を写してみます。



「だんな様 奥様 突然去り行く愚な者を どうぞこのままに行かして下さいませ



一ヶ月余りの間に 何一ついたしませずに只 お世話にのみなりました



ああ、(中略)一生でも置いて頂きたい だけども私がいないほうが いひのです



どうぞこのまま行かして下さいませ(中略)では お免遊ばしませ



だんな様 奥様            不忠な者より」



以上の内容で便箋1枚に書かれています。独特の文字使いをしていますが、あえてそのままにしました。どうやらお手伝いさんとして住み込んだが、1ヶ月ほどで黙って置き手紙を残して、その家を立ち去った模様です。「私がいないほうが良いのです」とは、何かただならぬ気配も感じます。



戦前のちょっとした裕福な家は、普通にお手伝いさんを置いていたそうですから、こんな手紙を残して居なくなることも、ままあったかも知れませんね。



当時の感じがよく出ています。不忠な者、とはまた、時代がかっていますね。まあ100年ほど前のことですから、これで普通だったのかしら。



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