芥川と地震

防災の日ですね。9月1日の関東大震災から今年はちょうど100年です。大勢の小説家や評論家などが自分の経験した震災を多くの文章に残しています。



特に芥川龍之介の「大震日録」は漢文調のきびきびした文章で、自分の目撃した状況や人からの伝聞を臨場感豊かに今に伝えています。



稀代の読書家、本好きでありましたから、有名な蔵書家の蔵や図書館が焼けたことを嘆いています。特に東京帝国大学図書館について、所蔵する貴重な典籍の復刻を怠って地震の火災によって烏有に帰しめたことを非難しています。



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