ブルー

1924年の2月12日、アメリカ人の作曲家ガーシュインの作曲した「ラプソディ・イン・ブルー」が初演され、今日でぴったり100年目です。オーケストラとビアノのための曲で、短めのビアノ協奏曲と言えます。



ガーシュインはフランスで正式のクラシックの師匠にもついて勉強し、オペラも作曲していますが、なんとなくポピュラー系の作曲家に見られがちです。この「ラプソディ・イン・ブルー」も出だしがクラリネットのソロが音をズリ上げてゆくという、ジャズ的な曲想が奇抜です。



全体もジャズのムード一色ですが、コロコロ変わる曲想が自然で華やかで、聞き飽きることがありません。亡くなられた小澤征爾さんも若い頃から取り上げてこられた曲で、盲目のジャズ・ピアニストのマーカス・ロバーツのピアノでベルリン・フィルと演奏した録音が残っています。



日本でも山下洋輔さんや小曽根真さんが色んなオーケストラと共演を繰り返しています。



ジャズ、クラシック両方のアーチストから愛されている名曲ですね。



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