犬の話

動物好きの人は多いですが、便宜上、おおざっぱに犬派と猫派にわけてみましょう。もちろんどちらもお好きな人もおられるでしょうが、どちらかという事で分けられると、私は犬派のようです。現に今飼っているので3匹目です。最初からだと30年ほどになるでしょうか。



文筆家の中で犬派は川端康成、安岡章太郎、江藤淳、中野孝次各氏が有名で、それぞれ飼い犬のエッセーを多く書かれています。少し古い人ですが、社会主義者の荒畑寒村も無類の犬好きでした。



先に挙げた人たちは血統の正しい犬を好んだようですが、寒村は駄犬主義者でした。拾ったり貰ったりした犬をひたすら可愛がるのです。寒村本人が餌をこしらえ、病気の看病をしたのです。最後に飼ったのは珍しく純血種の紀州犬で「麗」と名付けたそうです。立派な犬で可愛がったと書いています。散歩は奥さんの役目だったそうですが、病気になって連れてゆけなくなった。寒村も外を気安く歩けないので、犬に「勝手に1時間ほど散歩して帰っておいで」と言い聞かせて、2、3日はそれで無事だったのですがある日、夜になっても帰ってこない、翌日になって、列車にひかれていますよと知らせが来ました。



行ってみると確かに麗です。少し高い土手の上の線路でひかれたらしいが、どう考えても不思議である、これはどうも、もう散歩に連れて行ってもらえない、自分がいては迷惑になると麗が思って自分で死んだのではないかと寒村は考えました。



それ以後、寒村は犬を飼わなくなったという事です。「寒村茶話」の中の「自殺した犬」に書かれています。かわいそうな話です。



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ツルツル

飼い犬がハアハアと舌を出して荒い息をしていましたので、再びサマーカットにしてもらいました。以前サマーカットにしてもらったのがいつの間にか毛が長くなったのを、そろそろ気温が下がるはずだと、そのままにしていたのですが、まだしばらくは残暑が厳しい日もあるみたいなので、再度2ミリに刈りこんでもらいました。



てきめんですね。今まで板の間に寝そべって体を少しでも冷やしていたのが、たちまち涼しそうな顔をして、元気に跳ね回っています。大体、犬は少し寒いくらいのほうが良いみたいなので、真冬までには冬毛が伸びるだろうと飼い主は犬をツルツルにしてのんきです。



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短く

昨日は飼っている犬を散髪につれてゆきました。それほどのロングヘアになる犬種ではないのですが、蒸し暑くなると首周りや腹のあたりの毛がいかにも暑苦しそうに見えます。ハアハア言い出すしで、結局、犬自身は大して暑がってないのかもしれませんが、飼い主が根負けするのです。



それでも2ミリに刈り込むと流石に涼しいみたいで、ペットショツプで緊張していた反動もあってか、すやすや寝ているのを見ると、連れて行ってよかったなと、飼い主は勝手に満足するのです。



ああ、柴犬種は良かったなと思います。暑くなると自然に毛が抜けて、いつも散髪したてみたいで手間いらずでしたから。



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四天王寺春の大古本祭り第8日目でした。



四天王寺春の大古本祭り8日目は写真のとおり抜けるような青空のもと始まりました。好天に誘われてお客様が続々と来られて、終日賑わいました。





上の均一本コーナーは次々と売れて、補充が追いつきません。安価にご提供した本がお客様に受け入れられてよかったです。





お客様は人間ばかりではありません。後ろのテーブルで共同レジの仲間が交代で食事するのですが、食べこぼしたお菓子につられたのか、可愛いお客様がご来場でした。



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助けよう

池型のささやかな水槽でメダカを飼っているのですが、小さな子供メダカが元気よく泳ぎまわっています。ところがその水槽の近くでカエルみたいな黒い姿がチラと見えました。確認はできませんが体は大きかったです。見失ってしまいました。



カエルは情け容赦なくメダカを食べるので気をつけてやらないと、全滅のおそれがあります。まあ自然の摂理ですから、仕方ない面もあるのですが、小さい生き物は可愛いですから、この際、えこひいきもやむを得ません。



メダカ救出作戦の第一歩は池の表面を覆う金網の設置です。買いに行かねば。



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