二人

今日9月30日は五木寛之さんと石原慎太郎さんの誕生日です。お二人は1932年にお生まれです。お二人とも沢山の作品を書かれました。五木さんは今も書かれています。



私は石原さんの本はあまり読んだことはないのですが、五木さんのお若い頃のエッセーはかなり熱心に読みました。「風に吹かれて」などはちょっとフォークソングっぽい書名で、いかにも時代を感じます。その中に「古本屋名勝負」というエッセーが収録されています。



五木さんがお金に困って馴染みの古本屋に本を売りに行くのですが、買取予想の金額を紙に書いておいて、もしそれがピタリだったら割増で買い取ってもらう、ということにして、さて店主が値段を告げて紙を開けると端数までピッタリだったとのことです。



五木さん、古本屋になれますね。

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