布団か枕か
寺田寅彦の随筆は、たまに読み返すと、つい引き込まれます。
今日も今日とて、寅彦が子供の頃の実家の思い出を書いた随筆で、面白いことが書かれていました。
実家の門長屋に住んでいた家族の話で、そこのご主人が、晩酌の時に子供たちを前にして、いろいろ話をしてくれたそうです。
その中に雀を捕まえる話がありました。
その方法は、柿の葉の上に焼酎を染み込ませた飯粒を付けておく。雀がやってきてその飯粒をついばんで酔っ払い、柿の葉を布団代わりに寝込んでしまう。陽の光で柿の葉が乾燥して雀を巻き込んでしまう。それをホウキで掃き集めるというのです。
これを読んで、ピンと来た人は落語の好きな人です。
上方落語の中にも雀の捕まえ方が出てきます。
こちらは、庭にこぼれ梅(味醂の絞りカスでアルコールが含まれている)をまいておく。雀がそれを食べて酔ったところへ殻付きの南京豆をまくと、雀がそれを枕にして寝込んでしまい、そこをホウキとチリトリでかき集めるのです。
バカバカしさでは上方落語のほうが上ですね。
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名人候補
昨日は少し寒さが戻りました。かと言って大したほどではありません。桜のつぼみが少し戸惑う程度。
テレビから、桂かい枝さんという落語家の噺が聞こえてきました。
演目は「茶屋迎い」。
これがなかなか上手い。
どんな人か顔を見てみると、いかにも落語家らしい、いい顔です。
噺はテンポよく、くすぐりがよく効いて、現代的な感じ。ベタつきません。
桂文枝一門はあまり知らなかったのですが、この人は名人になるでしょう。
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将来の名人
先週の日曜日に町内会の落語会がありました。
何とまだ16歳の落語家、桂枝之進君を招いて2席語ってもらう催し。
「つる」と「時うどん」の高座でした。
誰でも知っているネタですから、さぞやりにくかったと思いますが、はつらつとした大きな声で、よどみも無く達者に演じてくれました。
高校に行かずに、桂文枝さんの弟子の桂枝三郎さんに弟子入りして1年。持ちネタは5つだそうです。
将棋の藤井聡太君を思い出してしまいました。噺の後のトークショウでは藤井君と同じように、大人顔負けのしっかりした落ち着いた受け答えで頼もしい。
人柄も良さそうで、努力して素直に成長して欲しいと思いました。
泉ケ丘町内会ではたくさんのファンが生まれたことでしょう。
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繁盛亭で
O書店さんから回していただいて繁盛亭を楽しんできました。
補助席まで出る満員盛況。
ブームになっているのでしょうか。
津軽三味線あり、講談ありと、バラエティに富んだ番組でした。
ピカイチはやっぱり桂米二さん。
米朝師匠仕込みの端正でいて柔らかく、テンポの良い「牛ほめ」が素晴らしい。
笑福亭伯枝さんの「相撲場風景」がそれに続いてよかった。例の「ジョンジョロリン」で六代目松鶴師を思い出しました。
本場所中でタイミングもぴったりでした。
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正月丁稚
年々正月らしさは薄れるばかり。
いずれは年賀状もLINEやメールに代わるのは予想できます。
昔は正月にはやらねばならない事が沢山ありました。
上方落語「正月丁稚」をきくとよく判ります。
まず元日早々に井戸から若水を汲みます。その時に唱え事をしなければなりません。「あらたまの年たちかえる明日には若やぎ水を汲みそめにけり」面倒ですね。丁稚定吉は唱え事を念入りにゲンの悪い言葉に言い換えて汲んできます。あまりに縁起が悪いのでここでは書きませんが、是非落語でお楽しみください。さて、その水を沸かして昆布と梅を入れた福茶を飲むのです。
一同揃ってお雑煮で新年を祝いますが、その時の雑煮の餅の中に50銭銀貨を混ぜ込んだのを用意しておき、それに当たった人を祝います。
「かねもち」と言う趣向ですが、落語の中ではそれにあたった丁稚の定吉が「金の中から餅が出るんやったらカネモチやけど餅の中から金が出たんや、この家の身代、今年はもちかねる」と嫌事を言います。
それが済むと、親旦那がご近所の年始回りに出かけるのに定吉をお供に連れて出ます。昔はご近所の家やお得意先など、一軒一軒まわるのですが、上がり込むことは無く、玄関先に置かれた名刺受に名刺を入れてゆきます。なかなかはかどらないのに業を煮やした定吉は公衆便所に5、60枚ほうり込んで「普段お世話になってまっさかいに」と澄ましています。
短い噺の中にも今はすたれた行事が満載です。
これからどうなるのでしようか。